高原の自然環境維持活動などに取り組む「乙女高原ファンクラブ」(植原彰代表世話人)によると、高原内の草原エリア約5ヘクタールでは、春から秋にかけてサクラスミレやクガイソウなど100種類を超える山野草が見られる。草原に広がる「花畑」を一目見ようと、毎年多くのハイカーらが訪れている。 しかし、10年前には高原内でほとんど見られなかったシカが近年急増。5年ほど前から花を食べられている山野草が見受けられるようになったという。中でもオオバギボウシやアマドコロは「見つけるのが困難」(同クラブ)になるほど激減している。
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2009 山梨日日新聞社 THE YAMANASHI NICHINICHI SHIMBUN.
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