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(2008年4月21日付)

 ボクシングの日本ウエルター級王座決定戦10回戦が20日、宮崎市の県体育館で行われた。3度目防衛に挑んだ湯場忠志(都城レオスポーツ・宮崎日大高出身)は、同級1位沼田康司(トクホン真闘)に4回2分13秒KO負けを喫した。湯場の戦績は39戦33勝(23KO)5敗2分け。

 1ラウンド序盤は両者様子見の展開。湯場は1分すぎから左ストレートを的確に当て、2、3ラウンドも優勢に進めた。しかし、4ラウンド2分すぎに沼田の右カウンターを浴びてダウン。その後も左右の連打を受けてリングに沈んだ。新王者沼田の戦績は14勝(9KO)2敗1分け。

【写真】3回、左ストレートを沼田康司に放つ湯場忠志(左)


■4回KO 自分の距離で戦えず

 3ラウンド終了時点の採点で湯場忠志(都城レオスポーツ)が59―53とリード。右ジャブで距離を保ち、左ストレート、左ボディーを当てて主導権を握る。39戦目のベテラン。高い技術力でこのペースを維持すれば、優位に試合を進めることが可能だったはずだ。

 しかし、「走り込み不足だった」と有馬隆文会長。スタミナの不安から勝負を急いだのか、ラウンドが進むごとに相手との距離が短くなっていった。4ラウンド2分すぎ、沼田康司(トクホン真闘)の右カウンターでダウン。形勢は逆転する。

 再開直後、不運も重なった。沼田の頭が顔に当たり、湯場はバッティングをアピール。そのノーガード時に強烈な右を食らってしまう。ロープに追い込まれKO負け。有馬会長は「湯場の距離で戦っていれば、パンチを浴びることはなかった。バッティングのアピールも、離れてからやるべきだった」と悔やんだ。

 「地方ジムから世界へ」という夢に向かい12年目。スパーリング相手やトレーナーがいないハンディを背負い、こつこつと力を蓄えて実績を残してきたが、ここにきて重い1敗。ボクサー人生の岐路に立った。(中野)

沼田康司     KO4回  湯場忠志
(トクホン真闘) 2分13秒 (都城レオスポーツ)
66.6キロ          66.5キロ


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