県は、医師不足対策として今年度新設した医学生向けの修学資金貸与制度について、来年度も募集すると発表した。今年度は定員(5人程度)の2倍以上の応募があったことから、来年度は定員を2倍の10人程度に引き上げる。
同制度は産科、小児科を志望する全国の医大生を対象に、最大で入学金100万円、授業料年間300万円を貸与する。県内で初期臨床研修を実施し、実際に医師として県内の公的医療機関で貸与期間の1・5倍の期間勤務すれば、返済は免除される。
募集期間は4月17日まで。申請書は県のホームページからダウンロードできる。問い合わせは県庁内の県医師確保支援センター(電話028・623・3145)。【葛西大博】
毎日新聞 2009年1月22日 地方版