「太陽の塔」をスクリーンに見立てて“100万パターン”の模様をランダムに投影する「デジタル掛け軸」の試験点灯が19日、大阪府吹田市の万博記念公園で行われた。20〜25日は午後9時まで開園し、刻々と移り変わる不思議な光のアートで来園者を魅了する。
デジタル掛け軸は、ビデオアーティストの長谷川章さんが制作した「無常観」を表現するデジタルアート。放送終了後のテレビ画面に映る「ホワイトノイズ」をコンピューター加工し、大型プロジェクターで投影。期間中は園内の桜並木も約6万球のLEDで彩られ、クリスマスシーズンの幻想的な夜を演出する。