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ケネディ上院議員、倒れる 就任式後の昼食会

2009年1月21日5時49分

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 【ワシントン=小村田義之】米民主党の長老で、リベラル派の代表格であるエドワード・ケネディ上院議員(76)が、20日午後の就任式後に連邦議会議事堂で開かれた昼食会で倒れ、病院に運ばれた。ケネディ氏は昨年5月、悪性の脳腫瘍が見つかり、治療を受けていた。米メディアが一斉に伝えた。

 ケネディ氏は、いずれも暗殺されたジョン・F・ケネディ元大統領、ロバート・ケネディ元大統領の末弟。62年に上院に初当選し、現在9期目。イラク戦争に強く反対し、大統領選でオバマ氏への支持を表明、当選に貢献した。

 一方、上院最長老で同党のバード上院議員(91)も同じ昼食会から担ぎ出された、との情報も流れたが、米メディアはその後、「心配ない」とする側近のコメントを伝えた。バード氏は20代のころ白人至上主義団体クー・クラックス・クラン(KKK)に参加したバード氏は、近年は「間違っていた」と謝罪してオバマ氏支持を表明していた。

 オバマ氏は昼食会の後、「楽しい一時だが、厳粛な時でもある」とコメントした。

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