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2009-01-20 12:50:37 stanford2008の投稿

桜井淳所長から東大大学院人文社会科学系研究科のH先生への手紙 -高さ約30cmの石像の意味-

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市川先生


先日は、ご多忙にもかかわらず、私の初歩的な質問に、親切にご対応いただき、まことにありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

【質問1】
帰りに2階と3階の廊下の隅に高さ約30cmの座った姿の石像を見かけましたが、それは、宗教学・宗教史研究室の理念の象徴なのでしょうか。詳しく見なかったもので、誰の石像なの分かりませんでしたが、誰なのでしょうか。

【質問2】
先生のゼミの議論の中心は研究分野の何々教だけでしょうか。

【質問3】
先生のゼミでの議論の様子を知るために、今年度中にぜひ一度、出席させていただけないでしょうか。ゼミ日・時間・教室番号を教えていただければ幸いです。


桜井淳
2009-01-19 23:11:39 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-六ヶ所村核燃料再処理工場の試運転期間と不具合について-

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【講演要旨】桜井淳所長は、1995年と2006年、青森県下北半島にある六ヶ所村核燃料再処理工場(,年間処理能力800tU、これは100万kW級原子力発電所約30基分の使用済み燃料を処理できます)を訪問し、最初の訪問では、建物の主要鉄骨組み立て(講演では10分間説明)、つぎは、使用済み燃料の再処理開始から1週間後の様子を見学しましたが(講演では10分間説明)、特に、後者において、工場内の配管の総延長は、1500kmにも及び、ただし、放射性溶液の流れる配管は、その約十分の一ですが(講演では10分間説明)、とにかく、システムが複雑で、試運転に時間がかかり、たとえ、不具合が生じても、不思議ではありませんが、それにしても、通水試験・ウラン試験・使用済み燃料再処理に約5年もかかるというのは、かかりすぎであり、なおかつ、高レベルガラス固化体を製造するためのガラス溶融炉の初歩的な不具合による試運転のより長期化等(講演では20分間説明)、サイクル機構東海核燃料再処理工場や海外再処理工場での経験が生かせない技術管理に対し、日本原燃の技術力に疑問を感じています。
2009-01-19 22:39:24 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-すべての原子力発電所の緊急時対策室は免震構造化へ-

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【講演要旨】桜井淳所長は、2007年7月16日に発生した新潟県中越沖地震の約1ヵ月後の8月14日、東京電力柏崎刈羽原子力発電所を訪問し、構内全体、6号機の原子炉格納容器内(講演では20分説明)、3号機のタービン建屋内(講演では20分説明)、管理棟(緊急時対策建屋含む)外観を見学しましたが、管理棟の損傷が大きいため、隣の空き地にプレハブの仮設事務所を設置中でしたが、地震によるゆがみにより、緊急時対策室の鉄製ドアが開かなくなり、緊急時対策室としての機能を発揮できなかったため、現在、すべての原子力発電所において、免震構造の緊急時対策室を新設する事を検討中であり、先月17日、福島第二原子力発電所を訪問した時、具体的に建設地を案内していただきましたが(講演では10分間説明)、実際に大きな地震を経験してみないと、どのような不具合が生じるか、すべて事前に分かるわけではないため、新潟県中越沖地震の経験から学ぶべき事は、多く、経験の共有化による信頼性向上を図らなければなりません。
2009-01-18 22:47:46 stanford2008の投稿

桜井淳所長から東大大学院総合文化研究科のR先生への手紙 -東大地震研訪問報告-

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R先生


1月15日(木)16:30-17:30、東大地震研でJさんに会い、学位論文をいただき、貴重な体験談を聞かせていただきました。

彼は、地震研二号館の3階の2スパンの部屋におり(定員4名)、いま、日本の明治からの地震予知の歴史を調査中ですが、文献は、地震研の図書室にそろっているようです。

彼の単行本(学位論文を編集した物)が話題になったのは、単にプレートテクニクスの出現による地質学のパラダイム転換を体系化したからではなく、地団研(地質地団体研究会)の思想問題を俎上に乗せ、政治的内部構造の一端を明かしたことによるものでしょう。「朝日新聞」の書評もそのような評価の仕方でした。その部分の議論は、全体の一割くらいですが、世の中の関心は、そのような議論の仕方(政治問題や思想問題)なのでしょう。

彼の学位論文には、謝辞がありませんが、なぜでしょうか、やや、奇妙に感じました。それから、科史・科哲の分野の文献記載法は、STS分野と異なり、気になったので、科史・科哲の先生の著書も読んでみましたが、皆、同じ記載法であり、分野によって、異なっていることを認識しました。科史・科哲の分野の文献記載法は原子力学会の論文誌と同じです。


できることならば、私も学位論文を単行本にしたいと考えています。



桜井淳

2009-01-18 20:59:00 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-神道と仏教の国における曖昧な中での神とは具体的に何か-

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【講演要旨】日本では、宗教の信者数からすれば、神道と仏教が圧倒的に多く、キリスト教は、わずか、約1.5%に過ぎず(本欄バックナンバー参照)、その原因は、日本の歴史構造にあり、クリスチャンは、権力によって、徹底的に弾圧されたためであり、その後遺症が今でも、続いており、国民は、悪しき歴史の自縛から解放されておらず、一向に増加傾向を示していませんが、そのような日本において、人々は、困難に遭遇した時、必ず、神に助けを求めますが、その神とは、一体何の神なのか(歴史的には数多くの神を想定してきました)、誰も明確な説明ができず、おそらく、キリストのような具体的な固有名詞をイメージしての神ではなく、漠然としたイメージでの万能の神を意味しているものと思われますが、曖昧な日本(大江健三郎『あいまいな日本の私』、岩波新書、1995)における曖昧な神の定義のように思えます。
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