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妊産婦死亡率、改善遠く ユニセフ「子供白書」で危機感

2009年1月18日20時13分

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 【ニューヨーク=松下佳世】国連児童基金(ユニセフ)は15日、09年版の「世界子供白書」を発表した。出産時に亡くなる妊産婦の数が、90年以降で年間50万人以上に上っていることに危機感を示し、2015年までに死亡率を90年比で4分の1に削減すると定めた国連ミレニアム開発目標(MDGs)の達成を呼びかけている。

 報告書によると、妊産婦の死亡率はニジェール、アフガニスタン、シエラレオネの順に高く、特にアフリカのサハラ砂漠以南の国々に集中している。15〜19歳の若い母親の死者数も年7万人に上っている。MDGsを達成するためには、05年からの10年間に、90年比で7割の削減が必要だが、現状では達成は難しいという。

 報告書はまた、出産後まもなく母親が死亡したケースでは、生まれた乳児の死亡率も高くなっていると指摘。世界全体の乳幼児(5歳未満)の死者数は減少傾向にあるものの、90年比で3分の1に削減するとのMDGsを達成するためには、妊産婦の死亡率の低下が不可欠との見方を示した。

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