おはようございます。
札幌ラボの阿部です。
う〜ん・・・札幌は寒い(>_<)
メンテの車両の組み合わせを考え中・・・
片道4時間〜6時間かけて札幌まで着ますので・・・
4時間?6時間?って・・・本州では・・・東京〜名古屋で約4時間・・・東京〜兵庫で約6時間?
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
同じ北海道なんですけどね・・・
今回の検証で、参加した加盟店や関係者の方々は実際に触れて感じたでしょう・・・
自然光では、紫外線と赤外線が存在しますが・・・
紫外線はカットがしやすい波長だと言えます。
逆に、赤外線はカットしにくい波長だと今まで言ってきました。
波長は、
短波・中波・長波とどちらも存在します。
私たちが日常目に見えている波長が「可視光線波長」です。
その両脇に目視できない波長が、紫外線と赤外線です。
短波紫外線→中波紫外線→長波紫外線→可視光線
可視光線→短波赤外線→中波赤外線→長波赤外線
この順番でも分かるように、紫外線は塗装内部まで到達しにくいのです。
逆に赤外線は、短波長の素地内部に到達する強い波長となります。
今回の研修では、実際にボンネットの裏と塗装表面の温度が大きく違いました。
これがガラス樹脂皮膜(無機)やフッ素樹脂皮膜の特徴です。
「波長を正す性質=艶」に変化させる為に、通常より透過率が上がり上昇します。
もっと詳しく説明すると・・・
中に入ってくる波長を屈折反射をさせて軽減させる事で素地を保護している塗装理論
ですが・・・
我々の業界は「美」の為に紫外線と赤外線に味方をしています。
それで・・・「塗装保護をする業界」と言っている矛盾に専門家から非難されています。
鋼板素地の温度を5度下げるのに・・・メタリックなどの塗装を開発し・・・
フッ素樹脂やガラス樹脂を施工したら?5度上げてしまいます・・・と言う事・・・
紫外線が顔料まで届かないように新車クリアーは30ミクロン平均で塗って・・・
何十ミクロン研磨して・・・ガラスやフッ素樹脂乗せたら???
何もしなかったら顔料まで波長が届かないのに、届いちゃいました?!
お金払って、塗装の耐久性が落ちて・・・「艶と撥水凄いでしょ?」って商売です。
やってる事は、「保護でも改善」でもなく・・・
無理やり馬力上げてチューンしてる車のような物・・・
白物家電は何故平均した寿命を保つのか?誰もそれ以上は手を加えないから!
何の為の塗料開発メーカーの努力か?全く分かっていない連中の業界がこの業界です。
国産のメタリック塗装とBMWなどの水系・水性・無機系塗装の車両との比較をして
顔料とメタリック粒子の関係の意味が異なること・・・
塗装自体の屈折率が低くなれば艶光沢などの発色は上がります。
そのメリットと、安定保護と言う部分は比例しない事から開発された塗装です。
物理と化学を上手に計算されていると言う事です。
今後のVOC対策塗装は、従来の有機塗料と違い、手を加えても新車では差が出なく
傷と汚れの有無だけの視覚的な差でしか無くなります。
従来のように、磨いて艶を何パーセントも上げる事が難しくなります。
フィルム施工や整備・・・デントや内装リペア・・・
今回参加した皆さんは良く分かったと思います・・・技術の差が・・・
調色技術・・・下処理・・・ガンテクニック色々・・・
今回調色を見せたのは、今後車の顔料が何色が入っているのかイメージさせるため
それが分からないと、可視光線の反射=ディーティールが分からないからです。
目が悪い(視力ではなく)奴は、仕事も下手糞といわれる根拠ですね!
今回ADJと商材提携をした販社さんは、塗装に関しては全くの素人に近いです。
ですが、私がこの会社から導入した理由は・・・すべてそこにあります。
数年前まで「いかに早く傷を除去するか?」の方向性だった物が変わったからです。
研磨剤やコート剤については、私の専門なので正直中身が予想できます。
ですがあえて他社製品を導入する意味があります。
今回のミーティングで、「阿部さんが開発したくらいドンピシャ!ですね?」と言う
言葉が出てきました・・・私の事では無いですが嬉しい言葉です。(o^-')b グッ!
このブログで、機材など良く取り上げればその製品が完売になったり・・・(-_-;)
悪く言えば売れなくなったり・・・微妙な気分ですが・・・
私はどの製品も方向性の立場上デメリットを言っているだけです・・・(;^_^A
基本、天邪鬼なので使えない物を再生させる事が生き甲斐です。(笑)
それだけ、ADJ的な考え方のプロショップが実は多いと言うことでしょう。。
今回、試験で施工した商材を誰一人「使えない」「合わない」と言うメンバーが出ず
ある意味これが、ADJプロショップの実力だと言えます。
このコンパウンドが「すげぇ〜」と言ってる連中です。(笑)
そのコンパウンドは、開発者いわく・・・人気の無いコンパウンドだそうで・・・
来年から、ADJと類似したグループが立ち上げって来る気配ですが嬉しいよね!
私も影ながら応援する・・・と言うか・・・仲間入れて・・・(T▽T)アハハ!
私たちを信用して提供してくださった開発販社さんに貢献する意味でも頑張ります。
そして私も、被らないような製品を開発して行きたいので、皆の者お布施宜しく!!