2008年05月20日
ADJ札幌本部ラボの阿部です。

光源の違いなどはありますが、

天候はほぼ同じの曇りです。



画像では大きな差は見えませんが・・・二方のオーナーさんにはわかります。


二人とも、冬季にはエアロをノーマルに戻した時・・・

ノーマルとの色の違いを知っています。


2007年verでもその違いがはっきりわかりました。

左単体で見ると、市場業務用無機ガラス最高峰コート3層です。

右が、ADJ新工法の無機有機のハイブリット3層です。


ADJ工法は、地層原理と屈折原理をディティールに応用しています。

2007年まで、業務用最高峰の無機質コート剤の施工を主としました。

データーを取るためにあえて予想はついていましたが行いました。

結果・・・ご存知の通り予想以上のデメリットが出ました。


北海道ではトヨタ系ディラーさんは自社コーティングを撤退する所も増え、

相談に何社か来られています。

あいにく、ディラーとの価格や納期などの関係で保留です。

クレームが怖くて相談に来ますが、商売ベースが離れないので進みません。

何でクレームが出るか?根本的な原因を全く分かっていません。

素人に「超」と「ド」が付くほど知識もありません。

私の顧客のほうが、業界人並の知識をもっています。(笑)


ディーラークレーム請求の仕事が多い私ですが・・・

毎回、引継ぎの際によき聞く事は・・・「お客さんが神経質な方で・・・」

あたかも、お客さんが過剰だと言いたいかの言い訳が毎回です。。


中古車屋も新車屋も・・・私には世界が違うので売れればいいんでしょうけど

オークション会場行く度に・・・格好が笑えますね(笑)

え?!それってコピーのバック?みたいな貧乏な成金?そんな業界ですよね。


そんな自動車業界ですが・・・そこに気が付いてる業者さんも増えています。

ADJに加盟してきている人たちも同じだといえます。

加盟はしてないですが、興味を持って作業風景を見学に来る方も多々います。


みなさんは、ビフォーとアフターしか見ていないのでイマイチ実感が無いのかも

私のところは、オーナーの目の前・・・たまにやらせてみたり(笑)

目の前で変化がわかる施工や、見た目より難しい作業工程などを知ってもらう

毎回こんな感じで、毎年少しづつですが口コミで集まってきます。


ガラスコート単体の無意味・・・??

お客さんの主観に合わせた工法・・・説明・・・


ADJのメンテンスは、ただの塗り替えではないのです。

ある意味、リメイクでもあります。

3ヶ月・・・6ヶ月・・・1年とまた戻ってくるまでのスパンに合わせた防汚機能

メンテスパンの間は、極力洗車などの費用は出させない事でメンテで払う。

これが、オーナーさんにも車にも環境にも優しい施工だと考えます。


私のメンテは、常に新規施工と変わりません。

本当にお客さんが求めている物とは何か?

毎年テーマを掲げ、施工しているわけですが・・・いつまで続くか・・・(^^;;

ネタが無くなったらこの業界をキッパリ去ろうと思います。

常に趣味の感覚を持ち続ける事は、現実的に商売としては厳しいです。

ですが、商売よりに寝返ってしまう事もまた現実的に商売に影響する仕事です。


それが「美」の世界であり「主観・感性」の業界だと思います。

本当に何が良いのか?ではなく、良くする為に何をするのか?だと思います。


ADJは、無機と有機を巧みに使い分ける組織です。(どちらも否定しません)

それに合わせた下地処理と知識を追い求めるマイスター集団です。

コート剤や研磨剤の性能なんてどうでも良い事・・・

究極は水道水が研磨剤であり、クリアー塗装がコーティング剤です!!


防汚や保護なら、2007年ver

美装=メイクアップ保護(紫外線と熱)なら、2008年verとなります。


去年までの無機施工の研究があって、改めて実証から生まれた施工方法です。


今度は、数値的な部分で有機と無機のデメリットとメリットを出します。

熱対策と紫外線対策・・・

Posted at 2008/05/20 14:23:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
ついに新型ギアアクション披露♪

先日行われたインポートカーショー

in幕張メッセに披露された同型種です。


定価¥115.000



ADJは早くも3機購入で、山口スクーデリアと富山クラスワンの2店へも納品です。

画像公開が禁止されており発表できませんでしたが、既に実践投入済み。

磨きの特化した馬鹿集団?(爆)ですので・・・(^^;;

旧型フェスト150と同じく左回転の8mmと扱いは至難の業です。(苦笑)


トルクパワーは、ルペス100Vの2倍?

仕上がり感はほぼシングルアクションと同じと言っても良いです。

ただ・・・このポリッシャーの性能を発揮するバフが・・・

パッド形は・・・135φ?

低反発は暴れるし、テーパーだと面圧分散が多すぎてダメ。


コンパウンドは、ギアマジックの性能がフルに発揮されます。

コンパウンド8種類を試しましたが、設定はソナックス?


明日は、ソナックス(改)でレベリング入ります。

ソナックスの弱シリコン分が無くなるほどの摩擦力です。

ですので、従来のシリコン粉砕型のほうが良いと判断しました。




ちなみに・・・このA4は黒ではなく、コンメタです(笑)

RX−8の技法を使って、黒に見えるような工夫をしています。

立体駐車場のグリス染みがサイド面も酷く何とか全除去です。


あすは200mmの降水予報で天候が悪いので、明後日納車になりそうです。


Posted at 2008/05/20 1:16:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年05月19日
ADJ札幌ラボです。

ポリマガード+クウォーツ+FP施工のアウディです。

ご覧の通り・・・FPが白濁艶引けしているのが確認できますでしょうか?

冬前に、無機無溶剤のFPを施工しました。

中途半端な下地処理をしているから気が付かないだけです。

この車のように、MAXの下地処理をした濃色車はこのようにわかります。

前回のRX-8も同じ状態でした。




やはり・・・樹脂は所詮樹脂って感じです。。

商材単価や施工性などは極めて良いコート剤ですが・・・

捨て膜としては十分なコストパフォーマンスだと思いますが、1年持たない。。

関東や降雪地域外の環境ではおそらく良いのでしょう。

ですが、北海道では所詮何のコート剤も半年持ちません。

夏季の半年は逆に北海道の方が良いと思いますが、冬季の半年はダメです。


特にこの車は、立体駐車保管で上のゴンドラのグリスなどの垂れによる被害

がルーフ・ボンネットなど酷い状態です。

初期状態に戻すだけでも、新規施工並みです。(苦笑)

かろうじて、クウォーツで塗装への被害はありませんが塗り替えです。


とにかく、FPのデポジットが施工した全車クウォーツより酷い状態です。

元々、デポジットはできる=捨て膜として開発してきましたが・・・

私たち開発や施工側には当たり前のことなのですが・・・

お客様は分かっていても気分があまり良くないとの事でした。


去年のRX-8の施工から、有機捨て膜をFPの上に採用してきました。

WAXを批判されている元関係者がいるようですが(笑)

ちゃんと無機もつかってますからぁ〜と言っておきますね!!(爆笑)


無機3層コート


これをやり出したのは、自分です。

どこかの個人業者さんは人の工法堂々とやってるようです。

無機3層・・・全く意味がありませんと実証にて言っておきます。(笑)


商用車的な考えのユーザー用に考えた工法であって、ディティール的なユーザー

には絶対にお勧めはできません。

あくまで無機3層コート工法は、サーキットや商用的な使用を目的としています。

デポジットよりも、鉄粉やミスト被害などを優先した工法だと思って下さい。

よって、ADJのお客様のような美観を重視したディティール優先の車両は不向き

ADJ工法は、無機樹脂コート剤を否定しているのではありません。

コート剤が無いわけでもありません。(笑)


あくまで無機ベースコート剤のデメリット改善と美観調整です。

なので有機樹脂やWAXを最上層に用いた工法を行っているだけです。

基本は、下地研磨技術で限界まで対応するのがADJ工法だと言うことです。

勘違いされぬようお願いします。



なんだかね・・・キリスト教とイスラム教どっちが良いか?みたいな考えを

持っている開発や販社・・・そしてそれに洗脳された?ユーザー・・・

無機も有機もどっちが良いかは、求める方向性で変わります。

私たちの仕事は、美観か?防汚か?で使い分けるだけです。

美観重視のオーナーに無機施工したらどうなりますか?

防汚重視のオーナーに有機施工したらどうなりますか?

それだけの違いではないでしょうか?


私はどちらの方でも、1層目までは無機工法をとります。

2層〜3層の工程が変わってくるだけです。

あとは、住んでいる地場環境でも異なります。


なんで?どっちが良い?と否定や批判をしあうのか?わかりません(苦笑)

どちらにせよ、無機は私の中で有機着床防止のバインダーでしかありません。


SWXもスイスヴァックスも、美観とデポジット被害を調整する捨て膜。。

難しい事言ってないんですけどねぇ〜・・・(^^;;

全国的に自動車業界は頭の良い人が少ないのは気のせいでしょうか?


MFとFPの開発側の担当者を切らせて頂いた理由がこれです。

物が良いとか悪いとかではなく、長・中期検証なしで売ってしまう考えです。

こうやって、一部地域かもしれませんが・・・被害は出ます。

こういった検証を行ってから市場に出さないと問題が出ます。

そのときに責任を取るのは、開発や販社ではなく施工店です。

そうやって、ユーザーから施工後のクレームを現場は抱えています。


いくら、こうなるとわかって説明していても・・・現実なると・・・

お金を払っているユーザーは、嬉しくはない光景です。

知識や興味の乏しいユーザー層に合わせる開発ではなく、売る側に合わせた開発

私はこれに対し、以前から指摘しています。


一般的なユーザーは、結局は綺麗か?汚いか?傷があるか?無いか?

そこになります。

だから色々と頭を使い、検証し、一つに固着した考えは持ちません。

ADJは基本的に自由施工というのは、今の業界の考えが間違っているから。

私たちは、アドバイザーであり、下地処理の専門職人です。


上物を何を指定されても、100%の性能を引き出し改善するのが本文です。


メンテンスとは、劣化した施工済み車両を復元することです。
Posted at 2008/05/19 0:54:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年05月17日
オーナーさん夫妻来店♪


大蔵省の奥様もOK!!(o^-')b グッ!


続きはコチラ♪


今回時間が掛かったのはブツまち・・・


作業自体が長かったわけではありません。


いろんな構想を考え、オーナーさんが「ソリッド赤がいいなぁ〜」

その言葉を聞き逃しませんでした。

本来、メタリックレッドであればソリ赤みたいな発色を出すには・・・

柚子肌(新車の塗り肌)をカットして屈折量を少なくし・・・

クリアー層を中塗り近く(薄く)しないといけません。

よって、大半の業者さんや塗装屋さんはかなり塗装を削ります。

削る事によってのデメリットを知っていて故意的に行うのがショーカーです。


ですが、殆んどの施工店は意味も分からず目に見える主観だけで行います。

ですから、目に見えてそうなった時にはかなりの量の研磨をしています。

素人のお客さんと同じ目線のレベルで2人で喜んでいては終わっています。


塗り肌も膜厚も変えずに・・・しかも磨きで・・・鏡面に見せる。

一見・・・「誰でもできんじゃん」と言われると思いますが・・・

そう言うあなたは、「家って空中に建てれるじゃん」と同じ意味を指します。


そのくらいできそうでできない=物理理論なのです。


まともな技術や知識のある同業者さんならこの難しさがわかりますね?


お客さんは単純に「ショカーみたいにツルツル肌で」と言いますが・・・

柚子肌を取るということは、ティンプル効果を失う事になります。

この柚子肌は、ゴルフボールや軟式ボールのボコボコと同じです。

無くすると車体に風がまとわり付き、静電気を発生します。

汚れやすくなるという事や、塗装が極端に削られていますので耐久も下がり、

塗装劣化が進行しやすくなります。


水性(水系)塗装は、この塗り肌が水ベースなので殆んどできません。

よって、汚れやすいのが水性塗装車両です。

新型三菱車・欧州車を所有している方はいかがでしょうか?(笑)


なのでこれからの塗装は、シングルの出番は最終局面となるわけです。

従来と正反対になってくる理論になります。

既存油性塗装は、最終ダブル&ギア仕上げが一般的です。

シングルで最初に、柚子肌を大きく壊し鏡面にします。

そこに、塗装が柔らかく膜厚があるので、最後に偏芯運動ですと凹凸の塗装面

になりせっかく艶感を上げても最後に表面を荒らして艶引けさせていいます。

この時点で理屈的に何がしたいのか?私にはわからないのです。


私は、従来も新型塗料も工程は全く同じです。

次世代塗装の車になればよりいっそうシングルは最終になります。

この理論は、セミナーに参加した人や直接見た人が分かると思います。



でわでわ・・・ブログや加盟店には「シングル」を練習させています。

話しが食い違っているではないか?

そう思う人もいるでしょう(笑)


私は、現在・・・シングルは講習会のみしか使用していません(爆笑)

ギアアクションとダブルアクションでしか仕上げていません。

去年まで試験していた技法を、今年から実践しています。

頭で考えていた理論を、結果として試験しているのです。

だからコンパウンドに苦戦しています。

次世代塗装の物理的なデメリットを改善します。


それが、この車に(既存塗装)使われて一応成功しました。

はっきり言えば、この車がマツダディーラーから来た時・・・

リア周りは、かなり磨かれて柚子肌が無くバフ目のオンパレード♪

スムージングしたトランクパネルだけが浮いていました。


そこに偽似の柚子肌(屈折層)を戻しました。(笑)


そして全体に柚子肌を落とさず鏡面に見える工法を考えました。

柚子肌がある以上・・・光が屈折しメタリックに反射するので色が飛びます。

「朱赤」のような、オレンジの金属調の色彩が強くなります。

普通の人は、この段階で言っている意味がわからないと思います(笑)


山脈地帯と盆地では、同じ角度の太陽光が当たれば同じでは無いと言うこと。

山脈の高低差が不規則にあれば、陰陽の差がはっきり出ます。

盆地は、光が屈折させれる事無く中塗りに光がまんべんなく届きます。

その違いです。


この違いが、メタリック粒子の反射に影響します。

板金塗装屋さんが、メタリック塗装のボカシに苦労するのも同じ意味です。

メタリック粒子に当たる光の屈折で色が変わってしまいます。

なので、柚子肌(塗り肌凹凸)を削り盆地にすると真っ直ぐ光が入ります。

よって、一方向のメタリックにしか反射しないので色彩トーンが落ちます。

これが一般的なやり方ですが、塗装も相当なダメージを負います。


私は、この理屈理論を上手く使います。

だからWAXを3種類使い分けたトップコートを行いました。

パネルごとに全て違う施工をしています。

ですが、WAXだけだとただデラデラ反射してメリハリがありません。

そして、熱劣化を計算しながら、蓄熱・放熱などをかんがえました。

ですから、ルーフとフロント・サイド・テールのバンパーリップとは施工が

全く違います。

共通しているのは、ベースのクウォーツだけです。

ペルマガードは、曲線・MF&FPは直線部に使用しました。

これは、流線部位と直線部位を故意的に物性理論で差をつけ立体感をだす為。

膜厚と艶光沢の使い分けです。

WAXもカルナバロウの含有率によって使い分けています。

これらは、熱による耐久性と美観を調整する為です。


言葉ではイメージがしにくいでしょうが、近所の爺さん、婆さんでも違いが

分かります。

そのくらい、コート剤の変則的な使い方と膜圧の取り方で差が出ます。

これはコート剤が凄いわけではなく・・・あくまで物理特性の応用です。


予てから言っている無機の悪い部分を逆転利用しました。

無機ガラスコートは、光(紫外線)の屈折をさせません=艶が増す

そこを今回利用しました。

そこにペルマガードの膜厚を加え張り出しを強調。

カルナバの含有率による反射屈折を利用しただけです。


そして、塗装面を縦深度の磨き傷を故意的に作り荒らしました。


ガラス面に、切れ目をいれたら光は斜めから入っても層ができて遮断されます

切れ目に当たり真下に光が落ちる仕組みです。


頭がパニックになったかなぁ〜(^^;;



透明な下敷き(樹脂)に、カッターで沢山傷を入れればどうなるか?

斜めから透かしてみたら透明感はありますか?

白く遮断層が入って透けないはずです。(笑)


これは、ダイヤモンド粒子をナノ変化させたものを入れました。

塗装面に、規則正しい切り傷を入れていくイメージです。


これによって、柚子肌で屈折した光が遮断層にぶつかり真下に規則正しく落ち

光が同じ角度で塗装に入る為、メタリックが目立たなくなります。


ペルマガードとWAXによって、その傷が隠蔽されるため鏡面に見えます。

光源が当たっても、傷の存在はわかりません。

WAXを最上層に施工してあるので、WAX面で光を反射します。

これもまた当たり前の理論を使う事で、成功しました。

軽い光源はWAXで反射、重い光源のみを塗装に通過させます。

重い光源とは、原色濃色質の光源ですので反射も重みを増します。


あくまでこの例えは空想理論なので表現が正しいかはわかりません。


私が言いたい事は、ユーザーの求める質によっては無機も有機もどちらが良い

とは言えないと言う事を言いたいだけです。

磨くコンパウンドも機材も全て同じではないという事です。

そして互いのデメリットを計算すればメリットにも変えられるということ。。


ただ無闇にポリッシャー回しても、コート剤を塗りこんでも無意味です。

ADJマスターたちは、常に想像・・・妄想?・・・しながら施工する事。

それが、美装とディティーリングの違いです。


明日からは、アウディーのメンテナンスが始まります。

赤の2台連ちゃんは目が痛い(>_<)です。
Posted at 2008/05/17 1:03:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 統括本部事務局
2008年05月15日
札幌研究室です♪


本日、88%終了です。

オーナーさんから1発KO・・・?

ではなくOKが出ましたぁ〜♪

後は、ルーフ&ボンネットをどうするか?

しかし、画像では普通に見えすぎてダメだね(^^;;


8ちゃん♪のルーフは流線美があるので(見た事ある人ならわかるかな?)

この車の最大の見せ場は、3パネルが交わる接点部分です。


ドアパネル+フェンダーパネル+ボンネットなど・・・

後は、前後フェンダーた張り出し部分の曲線パネルです。

当初ペルマガードは使用しないつもりでした。。

ですが、流線と直線をどうしても区分けしたいという事で使いました。


画像は・・・普通のベロ赤に写ってますね・・・

実車は、社長とオーナーが唖然としてたと言えば想像がつくでしょう・・・

光の当たり方で、パープル?ピンク?パールみたいです。

スイスヴァックスは、同パネルでも2種類を使い分けました。









実はボンネットとバンパーエアロはコート剤が異なります。

ボンネットは、クウォーツ+ペルマガード+FP4

バンパーエアロは、クウォーツ+スイスヴァックスシールド

滑水・・・同じですね(苦笑)

正直・・・撥水角はシールドが上です。


オーナーさんいわく・・・従来のWAXのイメージではありません。


画像では分かりませんが、オデッセイ同様に下に向けて色が変わっています。

下に向けて、ソリッドレッドのようにメタリックが目立たなくなってます。

イメージわきますか?(笑)

なので、下側の方が思い色合いになり重厚感が増します。


そして何より、タイヤハウス内・ダクトの樹脂部をMF施工しました。

黒い部分を更に黒く見せる事で一層重みを増します。

タイヤコートは、ADJオリジナルタイヤポリマー使用です。

全国加盟店さんも徐々に動き出しました。

これからが私達の進化の時です。


美装・コーティング屋と、ディティーリング屋は意味が違います。

英語も日本語も単語の意味が違います。

ディティーリングは芸術&美術性を差します。


どちらにせよ・・・下地研磨技術なくしてこの弾きはできません。
Posted at 2008/05/15 20:55:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
札幌ラボです♪

今日は雨天でした。

室温25度に設定で1日熟成させました。


しかし・・・最近のデジカメは良く写る(^^;;

上手くなった錯覚になります。(笑)

なんか・・・思ったと通りにならないです。

何が悪いのか?綺麗なのに見慣れてしまったのか・・・

自分の中で、赤の最高点は2003年のSEMAエンツォなんで(苦笑)

それから比べると納得行かない仕上がりです・・・。


塗装の種類が違うから仕方ないのはわかってるんですが・・・


誰が見ても、「あの車はADJ札幌の馬鹿が磨いたやつだ!!」とわかる仕上げ

それが目指す所なんですが・・・ほど遠いです。

明日、無事に予定どおりブツが届いたらいいのですけど・・・

もっと低重心に見える工夫を最後にしたいと考えています。

前回のオデッセイでは、成功したので・・・


オーナーさん・・・待ちくたびれてるだろうなぁ〜(笑)

気分乗らないとポリッシャーもたんし!!(←えばって言うな)

あの・・・仏像彫りの職人が最後の目を彫るようなかんじで(爆)

だって・・・失敗したら塗装無くなるでしょ?(言い訳)


うちは、毎回メンテが他店の新規価格みたいなもんですから・・・(苦)

今日の画像は、雨天空の日光で見えた8ちゃん♪です。

この8はもう購入から3年目位かな?

であればこの状態は最高です!!

札幌市内の同業他社さんグループの施工ステッカーを全部張り替えてやる〜笑

そんな目標でコツコツ地道にハイクウォリティーを追求します。


ADJコンパウンド、予想外に売れすぎて・・・

昨日購入された加盟店さん・・・作るのでちょっとまってね!

来週には新型のドイツ製ギアアクションが3台届くので楽しみです。

12万/台ですが・・・(冷汗)

Posted at 2008/05/15 1:14:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 統括本部事務局
2008年05月14日
札幌本部です。

ブツが明日あたりに届く予定なので、

ゆっくり空調調整にて熟成中。


ペルマガードも肥大してきていい具合です。


なぜここまで磨くか?


ブツが来たら、ワントーン下がるからです。(普通になる)


この画像よりも、発色は下がります。


これが・・・コーティングなのです!!


光沢性を持たせる為に、パラフィンやシリコーンなど添加されています。


正直、この状態で十分下手なコーティング店より弾きます。


コート剤は、塗装開発の副産物です。

なので、塗装がガラスフッ素コーティングの原体みたいなものです。。

全てではないですが、保護する性質としては同じと言う事です。


実は、純正の塗装はちゃんと経年を劣化して需要を生むように作られています。

そして、自然の物理に準じて逆らわないようにできているのです。

だから・・・有機塗料なんです!!

1Kソリッドは別として、2Kや3Kなどはちゃんとクリアーと言う優れた物が、

WAXの原理と同じ、UVや赤外線や熱に対して劣化する事で塗装を守っています。

樹皮や皮膚や毛のように、朽ちて犠牲になる機能を持っています。

だから黄ばみます、傷が入ります。

磨くと元の艶光沢がよみがえります。


ですから、クリアー塗装は海外では・・・top coatingと呼ばれます。

中塗りまでを・・・paintingと呼ぶのです。


今後、建築を始め自動車分野でも無機質塗料へ移行していく中で・・・

酸化や傷には、今までのように気を使わなくても良くなります。

しかし・・・UVや赤外線や熱からの劣化はどうでしょう。。

しかも問題なのは・・・塗装ではなく鋼板素地の変更です。

アルミ質の素地が今後の主流となってきます。

ご存知の通り、アルミは熱で変形しやすい特徴があります。

これが無機系塗装との相性がどうなるのか?今後の課題でしょう。

そう考えれば、水性塗装(微有機水溶性塗料)までが限界?とも感じます。

とにもかくにも、追従性が各塗料メーカーの苦戦している部分でしょう。


建築や船舶など、美観を求めない分野には安定しそうですが、車などの美観や

メンテンスの両立重視をする分野ではどうなりますかね(笑)

多分、私の思い描いてる理論に行き着くと思います。


ガラスコーティング推進派は・・・

食いたい物食って、飲んで・・・健康管理の努力なしで長生きしたい人?

それと同じ事言ってるのと変わらないと思います。(笑)

無機の単層コーティングをする人は・・・

シミやそばかすできても、生活習慣病でもいいの!いいの!

と開き直らなければだめですよね?(笑)


腐りやすい物と腐りにくい物の特性を上手く利用しないといけません。

話は反れましたが・・・


ここまで磨きで(バフ目で)光沢感出さないと、コート剤で隠蔽されるので

トーンが下がってしまうんです。

中途半端に磨くと、コート剤で「え?」となります。

実験してみてください♪
Posted at 2008/05/14 17:15:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 統括本部事務局
2008年05月13日
札幌本部ラボです♪




もう既に終わっていますが・・・

ブツ待ち状態です。。

画像は磨き直後で編集してません(爆)


今回もまた、ギア2機で仕上げました。

ADJコンパウンドを塩梅で上手く組み合わせるとこうなります。

ケヰテック製の物もブレンドしてみました。

B−カット+1500+4000+6000使用です。

バフは中目・極細・超極細で125φと150φで調整しています。


この後、クウォーツと一部ペルマガードを施しています。

オーナーの要望通り、タイヤハウス内までガラスコート施工です。

自己中間採点・・・120点満点の82点です(汗)


ビフォー&アフターがわからないので・・・気合を少し入れてやったぞ!!
Posted at 2008/05/13 23:11:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
おはようございます。

ADJ札幌本部ラボから中継です(笑)

メンテなのに・・・

新規以上の時間が掛かっています。(苦笑)


理由1・・・思った通りの研磨剤が出来上がらない。

理由2・・・形状が流線と直線が混ざっているので難しい。

理由3・・・ブツが届かない。

理由4・・・電器容量オーバーで・・・ブレーカー落ちる(汗)

理由5・・・コンプレッサーがぶっ壊れてきた・・・


以上のことから、先に進みません・・・。

次には、カービューティさん施工済み新型ミニクーパーSの手直しと・・・w

アウディ&ゴルフのメンテ・・・マジェスタ・・・M5・・w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!

そのほかに・・・絶対画像は出せない菱型金縁の黒塗り?(苦笑)やら


一人で1台しか施工できないから大変なだけで、大したことはないですが。。

ADJの事務的なこともやりながらんで、どっちかの手が止まります。

夏前には、基本的なマニュアルをみなさんに出さなければいけないので、

今月末か?来月頭には、提携契約交渉も兼ねて山口&福岡へ飛びます。

そのときに、すべて決定したいとおもいます。


年内に、アメリカへ行きたいのですが予算カツカツ(R35キャッシュで買える)

おかげで時間も無い・・またザイモールで完全オーダー製作をしてもらおうか

と思っています。(日本は需要が無いと思いますが)

スペースシャトルとステルス戦闘機に使用されているセラミックに興味があり

車に代用したら、今までのコーティング概念がぶっ飛ぶかも?と少し期待です。

加盟店も大きく差が出てきており、頻繁に質問攻めで来る所。

まったく無い所・・・同じ条件で対応しているのですが差がありますね。

この差が余り大きくなると、他団体と同じ結果になるので対応を急いでいます。

まずは個々の技術を確認してからではないと何とも動けません。

質問や意見は、何時でも受けておりますのでお気軽にどうぞ。

Posted at 2008/05/13 11:31:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
2008年05月12日
左が光沢感
右が艶感

みなさん同じに思っていませんか?

艶とは一般的に「惹き込まれるような濡れた質感」などと表現します。

よって魅力的な女性を指し「艶っぽい女だ」などと文芸的に表現したりします。

光沢とは、まさに光を放つような輝かしい物理を意味します。


前回の記事で、カルナバロウ(椰子)WAXを最終に用いる事の続きです。

私は、「バフ目を故意的につくる・つける」と表現します。

おかしいですね?普通はバフ目を残さずみなさん苦労しているようです。


バフ目は絶対に消える事はありません。

磨いている以上、コンパウンドでも水でもバフ目は延々消える事はないです。

目に見える高低差のバフ目がクレーム対象で少ないのが鏡面施工と言います。

9割方の業者は、ダブルアクション又はギアアクションでこの高低差を潰し

誤魔化して終わらせているだけにしかありません。

これでは、理屈と機材さえあれば一般人と専業者の区別ができません。

機材を持っているのがプロであり、無い人が素人なの??となります。


この程度の知識や技術レベルでは、ADJマイスターには到達できません。

他店や他組織との違いは、技術は知識がないと上がりません。

ある一定までは、どの業界も練習や訓練で水準まで行くでしょう。

問題はそこからです・・・

レーシングドライバーに例えましょう・・・ある域までは天性の勘で早く走る

才能が鍛えられます。

しかし、それ以上を目指すと物理が必ず避けては通れなくなります。

かの・・シューマッハ・・・プロスト・・・セナをはじめ・・・

ADJ提携のペルマガード代表者のクルム氏においても物理学専攻者です。



近代科学を発展させるには、物理学の解明は避けては通れません。

でも皆さんは、地球上に生きているのに科学にとらわれ誰も気が付きません。


重力・引力・摩擦・・・その他の自然現象・・・

重力や引力・・力学があるから全てに事故は起きます。

そこを解明し、安全に有効に共存して行こうと考えるのが科学です。


我々の業界で例えれば、オビタルサンダーでは鏡面にはならずに・・・

回転式ポリッシャーでは鏡面に磨く事ができるのでしょうか?

しかも何故に右回転なのか?

左回転のフェスト150が何でか磨けるように感じたのは錯覚か?(笑)

誰か疑問に感じた人はいませんか?

私から見れば所詮、末端の科学・化学をウンチク語っている姿にしか見えません。

こういった理論が備わってその道具達の100%を引き出せるのです。

そう考えたら・・・R35GT-Rはいったい誰が100%乗りこなせるのでしょう?

科学が人間を通り過ぎた時・・・人類の感性は退化します。

そしてそれが当たり前となり感動も無くなり、飽きてしまいます。

なのでいつの世も、時代は繰り返し、アナログは消えません・・・


科学を押さえ込む能力のある人間と、できない人間の格差が大きくなります。

それが仕事や人間関係にも大きく現れてきているのが身の回りです・・・


ADJの組織は、自然に逆らいません。

他社は、自然現象に逆らっている商売だと私は思います。

そこから起きる問題に対し、「仕方が無い」と何も考える人がいません。

誰も疑問に感じ検証する人間も少なく、商売をしているだけです。

わかっていて改善しない行動は、詐欺同等だと思います。

犯罪を見て見ぬ振りをすれば、一種の共犯と同じだと言う解釈です。


ADJは「来るもの拒まず、去るもの追わず」の自然体が基本理念です。

仕事においても自然現象に科学的に逆らうのではなく利用するスタイルです。

現在の高層ビル建築の耐震性の基本は・・・五重塔です。

この近代構想建築の時代に、古代建築が見直されているのは何故でしょう?

省エネにしても、自然を利用し生態系からヒントを得ている空調理論・・・

車も空気抵抗。摩擦抵抗を極限に減らし燃費を向上させる・・・

そこに誰もが疑問や関心を持ちません。


無機コート剤は、酸化はしないが劣化はします。

私が、無機系コート剤をバインダーに使い最後は有機物を使う意味は?

実験室ponさんの実験でヒントがあります。


コーティング劣化も塗装劣化も錆びもなぜ発生しやすいのか?

答えは、帯電と熱だと予てから考えています。

私達の仕事は、車を守るのではなく・・・塗装を守るのが仕事です。

でも、磨くという事は塗装を弱め、劣化を促進させる行為です。

しかし、車は走行します。

例えると・・・走行するという事は・・・

車に向って、サンドブラストを行っていると言ってもよいでしょう。

鉄粉は何故塗装に刺さるのでしょう?


目には見えない階段状の段差が塗装面にはできているのです。


貴方は磨く方向にこだわった事はありますか?

高圧洗車ガンで流す方向にこだわった事はありますか?

洗車スポンジを動かす方向・クロスを動かす方向まで考えていますか?


私はお客さんに目で見える違いを見せる時・・・

他社の他店の腕を見極めるとき・・・

ボンネットを開き立てた状態で水を流します・・・


コーティング施工された車は、進行方向と逆に水が滑水するのが普通です。

ですが、進行方向(フロントガラス方向)への滑水と比べてみてください。

自動車の一般的なボンネットの傾斜よりも角度をつけても流れが悪い場合が

あることを知っていますか?

些細なこれがどう影響するか?そこまで考えて施工してる人はいないでしょう。

ガラスコーティングを施しても、傷や汚れが付着しやすい車・・・

走行中の排水性の悪い車・・・そう感じた事ないでしょうか?


私は磨き(研磨術)でこの究極を基本としています。

窓も車体もSWXTを施工しています。

現在、塗装面及びコーティング改造入庫中のRX-8です。




ADJ本部研究所(リペアラボ)は年々メンテナンスの度に進化します。

去年と同じはありえません・・・。

ただ塗り足して終わり・・・それがメンテではありません。

メンテナンスとは、前回の問題点を改善する事です。

だからこそ重要な工程であり、金稼ぎの一環ではありません。

勿論、メンテの基本料金は無料です。

何をどうやっても、洗車代の1万だと思ってください。

後はお客様の要望や持込で新規コート剤金額を負担いただくシステムです。

だから、本気で傷つかない・・・汚れない車をつくらないと、私が死にます。

死活問題に関わります(笑)

反対に成功すれば、楽して儲けられます。

そしてお客さんも同時に喜び・・・だから頑張るのです。


この車のトップコートには、部位ごとにカルナバロウを数種類使い分けます。

WAXは、酸化はしますが、塗装劣化を緩和させる理論があります。

ベースは、クウォーツにてバインダー施工、一部パーツにペルマガードです。

何でこうなるか意味が分かりますか?


美観と耐候性と対傷性を上げる為の施工です。

傷も汚れも必ずできます。

問題なのは、夏に向けての紫外線と赤外線・・・最大の耐熱対策です。


このRX-8は、無機3層で最上層にFPを施工しました。

一冬数回しか乗らず、屋内保管にあったにも関わらず・・・

光度が10%低下しています。

水磨ぎポリッシュした部分と、未施工箇所の比較です。

オーナーさんいわく「艶引けした感があるのですが・・・」

オーナーの目は間違いではありません。(笑)

ガラスコーティングの最高峰は酸化しませんが劣化します。


究極に磨きあげられた塗装面をパッキングした場合・・・

赤や黄色などははっきりと上物の劣化が目視できます。

これが、赤・黄の色彩の難しいと言う部分です。

しかも、この半年間水洗いのみしかしていないのです。

画像には写せない微妙な誤差を、オーナーは感じていたのです。

太陽光下では、誰も気が付かないでしょう・・・


そこは本部の光源では見逃しません・・・

ただのメタハラ・HIDではないからです。

おそらく、この業界で使っているところは聞いた事がないものです。

これもまた、美容業界(エステ)で一般的にカウンセリングに使われるもの。

すなわち、紫外線を照射させます。


400Wなどの高出力な水銀やHID光源では逆に飛び、空間が広く明るいと

紫外線が乱反射します。

どうなるか?それは私の頭の中での事なのでやってみないとわかりません。


ですが、ADJの個人客は毎回パワーアップしています(笑)

前回と同じ数値で出しても納得をしない極めて手ごわい人たちです。

彼らがお客さんとしているからこそ、今の私がいるのです。

業者仕事と個人客仕事のレベルを同じにするからいつまで経っても下手糞で

クレームばかり呼び込みます。


ちょっと尖った文章になりましたが(苦笑)

異常気象で、紫外線照射率が高くなり生態系への異常もでてきています。

だからこそ、塗装劣化が今後深刻になると言う事でADJマスターは準備を

してお客様へ教えてあげてください。
Posted at 2008/05/12 16:55:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | ADJ本部研究室
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