ADJ札幌本部の阿部です。
先日から行っていたマイスター研修
無事終了しました。
詳しくはコチラ♪
今回は、高濃度クウォーツの施工実習とギアポリッシャー仕上げです。
私たちの仕事には大きく3パターンあります。
■新車を施工する簡易仕上げ
■中古車低年式車の復元リセット
■施工済み車両の維持メンテンス
これによって作業内容が大きく変わります。
当然、請けた金額や納期などによっても変わります。
Meister(マイスター)とMaster(マスター)は、辞書的な意味は同じですが
実の所意味は違います。
マイスターとは現場の職人を指し、マスターは組織の長や指導管理者です
大雑把な意味では、巨匠など極めた職人を指しますが現場では違います。
美装とディティールの意味と同じで、深くは全然違うのです。
私は、「マスター加盟店」「マイスター○○」と表現を分けています。
マスター加盟店=正規加盟店=今後、現場を指導する加盟店の意味です。
カスタムであっても、ディティールであっても所詮は原体に手を加えてるだけ
一から車を創作してるわけではなく、誰かが創ったものに手を加える仕事です
それが何が凄いのか?全く分かりません・・・
誰かが創った物ですから、日々変化する対象物を扱っている訳です。
10年前の常識が、今では非常識になろうとしているこの業界で、マイスター
が研修を常に行う事がおかしい事なのか?言ってる意味が分からない・・・
今現在ADJの技術本部である私があぐらをかいて、踏ん反り返ると言う事か?
私は違うと思います。
トップを維持する為に、技術を常に高める為に検証・実習研修を行います。
マイスターである以上、その道の最先端上級者でなければいけない・・・
時代に取り残されては、マイスターではないのです。
そのための研修会であり、練習=訓練の積み重ねが必要です。
イチローは世界の記録を塗り替えて、練習してないのでしょうか?
常に頂上志向で努力をしているからこそ進化するのです。
自分の世界感で物事を言ったり、行動する?
それは真の創作者でもマイスターでもなくただの世間知らずです。
需要の少ない業界で天下取っても何が凄いのか?
ライバルや評価する人間が少ないんだもの当たり前の事だと思います。
重要が少ない=ライバルが少ない=競争がない
言ったもの、やったもの勝ちでしかない、それが実力だと思っても・・・ね?
ライバルが多すぎて、クライアントも大きな業界は競争が発生するので当然
生き残りは難しいでしょう。
それが内装と外装の大きな違いです。
内装張替えや、外装オールペンはオリジナルを変える仕事で・・・
内装リペアや外装リペア(ディティールも含む)はオリジナルを維持する事
似てるけど客が求めている物、需要は全く違うと言うことです。
維持する、復元すると言う事は、素材にあわせなければいけない職業です。
進化する素材に追いついて行かなければならない業界です。
ですから、優れたマイスターであっても定期的な研修が必要なのです。
研修を受けている=技術が劣る
そう捕らえる方が全くもって問題外というか、素人以下だと思います。
マイスターは、その道の実践と検証・研究を繰り返してマイスターと呼びます
予習と復習を繰り返して、改善していく能力があるからマイスターです。
人から教わる事=職人ではない
誰がいつ決めたのか知りませんが、自己修正できるのがマスターであり、
その域を目指して日々高い技術を求めているのがマイスターです。
日本語を理解できないから犯罪も自己中心的な事件や事故が起きるのです。
業界全体、組織全体を見渡しその時代に一番適した言動をできる人が真の
マイスターだと私は思っています。
頭が悪いのと、頭が固いのは同じ事です。
学歴でも何でもありません・・・
一流大学出ても、頭が固ければ頭が悪い証拠でしょう。
自分の感情と技術をコントロールできるからマイスターなのです。