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今から15年前の中国の病院は色々な意味で凄かった

2009年01月16日 | Weblog
以前書いたように、小学校4年の時に腹水を抜くための手術をするために
夏休みに入院。子供の頃から体質が弱く、入院してから、体温の不安定と
免疫力(白血球か赤血球のどっちかの値が異常のため)の不安定で、
10日ほどで退院できるはずだったのに、結局、入院して手術するメドが
立たず、1ヶ月以上入院をしてしまったwww15年前の中国で、
自分が入院したなんとか第二病院は、16階立てだった。12階の病室に居て、
訪問者は階段で上り下り(エレベーターは病人や病院関係者が優先)。
見舞いに来てくれた70歳にもなるじいちゃんが、途中までエレベーターに
乗り、半分以上階段を上って、病室に来てくれた。今の中国の病院は
どういう感じなのか分からない。当時の第二病院は、市内にあって、
病人が散歩出来る公園などもなかった。特に酷かったのは、
病人が溢れかえっている冬(風邪や肺炎など)は、病気で亡くなった方の
遺体が廊下に布を被った状態で放置されている時もあった。遺体を
置く部屋は、狭く、入りきれないためって説明された時はぞっとしたね。
第二病院で1ヶ月の入院で、小学校4年生の俺は、入院前は40キロだったのに、
入院後は55キロになっていたwww医者さんいわく、腹水があると、
栄養吸収が悪いから、今まで太らなかったのはそのためって言われたw
手術で腹水を抜き、1ヶ月以上、喰っちゃ寝、喰っちゃ寝の生活で、
体力が激落ち&激太りwwwだってさ、12階の病室からは、外出も出来ず、
テレビもなく、エアコンもなかった。15年前の中国は、カラーテレビも
まだほとんど普及していなかったし、家に電話のある家庭は1割も満たなかった。
多分、みんなは信じられないかもしれないけど、冷蔵庫や炊飯器のない
家もあって、ガスでご飯を炊いたりしていた。ちなみに、扇風機はあったけど、
俺が住んでいた近所で15年前にエアコンのある家はほとんど居なかった。
政府の幹部や会社の経営者(当時の個人規模の企業経営者は本当に少なかった)
の家にエアコンがあるぐらいだな。もちろん、普通の家庭に
自家用車なんかもないw今の普通家庭も車のない家が多いw
15年前と言えば、日本ではスーパーファミコンが流行っていたけど、
中国では、日本のファミコンが流行っていたw1台900元前後で、
当時の中国のサラリーマンの平均月収1ヶ月分w本当、15年前の
中国は、当時の日本よりも10年ぐらい遅れていたと思ったわ。
今の中国は、お金があれば、日本と同じ水準の生活レベルを確保出来る。
ただし、超大金持ちは、みんな子供を海外に留学させたり、
海外に移住している。環境汚染などで、水も空気も食べ物も体に毒w
教養やモラルのない人が多く、色々な意味でストレスの溜まる国w
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