南日本新聞のウェブサイト373news.comです

メニューをとばして本文へ移動します
振り込め詐欺 鹿県急増1億4200万円/08年被害
架空請求が3.5倍/県警まとめ
(2009 01/15 07:17)
 2008年の鹿児島県内の振り込め詐欺認知件数は前年同期比38%増の98件、被害総額は54%増の1億4200万円だったことが県警のまとめで分かった。有料サイトの使用料をだまし取るなどする「架空請求詐欺」が2.8倍の28件、被害額で3.5倍の5770万円と急増したのが特徴で、若年層の被害が目立った。
 振り込め詐欺は全国的に多発し、10月に警察庁が予防強化月間を設け一斉警戒や広報活動を展開。県警捜査二課は対策が一定の効果を挙げ、終盤になって被害が頭打ちになったとする一方、「だます文言が周知され始めると新たな筋書きを作るなど手口が変わってくる」と注意を呼び掛けている。
 被害者の年代別では50代が25人と最も多く、40代と20代以下がそれぞれ19人、30代は17人、65歳以上の高齢者は9人。全体の6割は女性が占めた。
 「おれおれ詐欺」は78%増の16件、被害額は3.2倍の4960万円で、高齢者9人中7人が被害に遭うなど全員が50歳以上だった。「融資保証金詐欺」は49件、3310万円、「還付金詐欺」は5件、170万円だった。
 

↑この記事をソーシャルブックマークに登録→ ブックマークに追加する



…社会   …地域   …選挙   …行政   …経済・産業   …スポーツ  

…訃報   …文化・くらし   …科学・環境   …気象・自然  

…医療・福祉   …教育   …交通  

戻る ]
メフィストジャパン株式会社
新着情報
南日本新聞の購読申し込み
オススメ情報
記事・画像等の一切の無断転載、二次利用をお断りいたします。これらの著作権は南日本新聞社または各情報提供者にあります。