今日は子供たちと、１リットルの牛乳を使ったプリンを作る。にゃんこさん、レシピ、ありがとうございました。今夜はデザートに、思いっきり食べるつもり。完食してしまったら、どうしよう。

さて、今日の右手はKOH-I-NOORさんでオーダーしたウォーターメロントルマリンのリングを。そしてチョーカーは銅版を細工したもの。

よく娘と一緒にアクセサリーを見に行くと、酋長の娘みたいなアクセサリーが似合うと、あまり嬉しくない褒めかたをされる。よく言えばおおぶりのものが似合うということなのだろう。それも、ジュエリーといったきちんとしたものではなく、遊び心のあるもののほうがしっくりくることが多い。だから、本物の石を使ったジュエリーでも、ワニだとか、木の実だとか、ちょっと変わった路線のものを集めたりしている。

去年の夏、一昨年もお世話になったフローラ＆ファウニというジュエリーショップに娘と立ち寄った。大阪の高島屋に入っていて、ここは、面白いものが多い。一昨年にいただいたのは、カーネリアンを使った蝙蝠のリング。去年は娘はぴんとくるものがなく、購入せず。私はかなり金額の張ったこのチョーカーのみが目に入った。これなら、ネットだと楽勝でゴールドのリングが買えてしまう。もしも石が入っていないのであれば、２本は確実に。でも、つけさせていただいてとても似合ったので、思い切って購入した。もうひとつ、女王蜂のものもあったのだが、最終的にお店の方と相談して、より細工と彫りの凹凸が美しいこちらのチョーカーにした。夫の名前の頭文字が入っていたのも、ポイントだった。



この銅版細工の後ろ側は、ピンもついていて、ブローチとしても使うことができる。

チョーカーを作った作家の方は、日本女性。今はイタリアで制作活動を行っている。銅版を加工する技術を持っていたのはイタリア人のお爺さんで、その技術を保持していた最後の方だったとか。その方が後継者に選び、技術を伝えたのは日本人女性ただ一人なのだとか。実は、その女性の名前を聞いてびっくり。私の茶道の師匠のお孫さんだったのだ。なにか、引き合わせようと、師匠の力が働いたのか。

こうして見ると、私は凹凸のある手作りのものに弱い。銅版にしろ、カメオにしろ、である。そして、ブロンズやチョコレートといった色は私を際立たせてくれるので、つい、手にしてしまう。このごろアメリカだと、チョコレートゴールドという色のゴールドが出てきている。ローズゴールドよりももっと濃く、ブロンズ色のゴールドなのだ。夏、日焼けしたときには、チョコレートゴールドもいいかもしれないと、実は思っていたりもする。

娘にチョーカーの撮影をお願いする。娘もずいぶん、写真が上手に撮れる様になったものだ。


撮影中、我が家の末っ子が肩まで飛んできた。去年の秋、我が家にやってきたオカメインコのヒカル。この子がいると、顔がとろけそうになってしまう。ふたりでお話しているところも、撮ってくれた。

娘には、顔をぼかしてしまうのはもったいないといわれたが、あくまでも素顔は出したくない私。ま、昔上司からおでんの卵というあだ名をもらった面影はいまでもくっきりと。顎の線の細い女性に憧れるが、私はやっぱりおたふくちゃんなのである。夫がこのほっぺのぽにょぽにょが良いと言ってくれるので、よい事にしておこう。



今年は無理かもしれないが、また次に日本に帰国したとき、フローラ＆ファウニさんにはまたぜひ行ってみたいと思っている。