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最終更新:2009年1月13日(火) 21時13分

ガザ独自映像、戦禍の中で生きる人々

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 パレスチナ自治区・ガザへの攻撃を続けるイスラエルは、外国メディアのガザへの立ち入りを今も禁止しています。JNNでは、ガザに住むジャーナリストが取材した映像を入手しました。そこには戦禍の中で必死で生活物資を調達し、生き抜こうとする人々の姿がありました。

 依然として続くイスラエル軍の攻撃。ガザでの死者は900人を超えました。

 「イスラエル政府が発行している記者証を持っている私でも一切、今、ガザの内部に入ることはできません」(記者)

 外国メディアがガザに立ち入ることは、今もできません。そんな中でガザ内部の現状を伝えられるのは、パレスチナ人ジャーナリストたちです。

 「私たちは、真実を外に伝えたいと思います」(パレスチナ人ジャーナリスト・サレムさん)

 イスラエル軍は、人道物資を搬入するためなどとして毎日午後1時から4時までの3時間だけガザへの攻撃を停止しています。そのわずかの間に、住民たちは生きていくための物資を必死で確保しようとしています。

 店の前にはパンを求める行列・・・
 「(Q.どのくらい並んでいる?)2時間くらい、パンがとても不足しているからね。24時間、死や破壊だらけだここに立ったまま、いつ死んでも不思議じゃない」(男性)

 道端で子供が売っているのは、食用の油です。
 「これはいくら?」(記者)
 「15(シリング)だよ」(少年)
 「ジャバリアの難民キャンプです。建物が破壊されている様子が分かります」(サレムさん)

 ガザ北部ジャバリア地区。被害が最も大きいと言われているエリアです。

 「警告もなく爆撃された。恐怖と爆音に震えながら子供たちを連れ出した。左も右も、すべて民間人の住宅です。全部で20人ほどが住んでいました」(男性)

 やがて、攻撃再開の時刻が迫ってきました。
 「警報のサイレンだ。逃げよう」(助手)
 「あっちだ。走れ、走れ!警報だ。あっちだ。裏へ回れ!裏へ回れ!」(サレムさん)

 「私たちは、イスラエルのロケットのもとで取材を続けています。そして私たちは、家族のことも心配しなくてはならないのです」(サレムさん)

 そして、この日の夜も攻撃は続きました。(13日15:48)



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