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NHKスペシャル シリーズ女と男

第1回 1月11日(日曜)午後9時〜9時49分 、第2回 1月12日(月曜)午後10時〜10時49分、第3回 1月18日(日曜)午後9時〜9時58分

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女と男 違いを探る 表情を読む&空間認識テスト

 NHKスペシャル『女と男』では『第1回 惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人』のなかで、アメリカのペンシルバニア大学が行っている「男女の違いを探るテスト」を紹介する予定です。これは、脳科学者ルービン・ガー博士のグループが研究用に開発したもので、そのひとつが「表情を読むテスト」です。「怒り」や「悲しみ」などの感情を示した顔写真をコンピュータ画面に表示し、その表情から感情を正しく読みとらせるという実験になります。実験は男女の学生を対象に行われ、その結果、男女で成績に差が出たと報告されました。NHKでは2008年春に博士の研究室を訪れ、撮影を行いました。

 具体的にどんな差があったのでしょうか?

 全体に女性のほうが成績がよかったのです。女性の被験者は表情から悲しみや喜びといった感情をすばやく正確に読みとれたのに対し、男性の被験者は特に女性の悲しみを読みとることができないという結果になったのです。

 さらに、実験中の脳の活動をMRIという機械で測定した結果、成績とは逆に、女性に比べて男性の方が多くの場所で活動が活発だったこともわかりました。つまり、男性は頭をいっぱい使って必死に考えているのに外れてしまう、ということになります。

 博士たちの研究対象になったのは、アメリカの学生のため、データは北米に偏っています。その後、2007年には、ペンシルバニア大学と米国のテレビ局(MSNBC)で協力して同じ実験を大規模に行い、やはり同様の結果を得ています。

 博士たちは「アジアでは実験を行っていないので、そのデータは研究上非常に有意義なものになる」と考えて、NHKの番組に協力するにあたって、日本の視聴予定者を対象にぜひテストを呼びかけたいという相談がありました。

そこで、番組ホームページとペンシルバニア大学の脳研究所の管理するテストに関するホームページのあいだにリンクを張ることにしました。参加できるテストは「表情を読むテスト」及び「空間認識テスト」と呼ばれるものです。

「ぜひ参加したい!」という方は、この下のボタンをクリックしてください。

 結果の一部は、第1回の放送でも紹介する予定です。

女と男の違いを探る:オンラインテストに協力する
※クリックするとNHKサイトを離れます
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