カヌーテ(左)はゴール後の行為により罰金を命じられた【MarcaMedia】 |
スペインサッカー協会の競技委員会は9日、国王杯の試合でゴールを決めた際に、ユニホームの下に着ていたパレスチナ支援のTシャツを見せたセビージャのFWカヌーテに対して、3000ユーロ(約36万3000円)の罰金を命じた。
マリ代表FWは、7日の国王杯、対デポルティボ・ラコルーニャ戦でチーム2点目となるゴールを決めた後、イスラエルの攻撃により多数の犠牲者を出しているパレスチナ市民擁護の意味を込め、ユニホームをめくり、その下に着込んでいた「パレスチナ」と複数の言語で記された黒色のTシャツをスタンドの観衆に向かって見せた。
主審はこの行為に対し即座にイエローカードを提示したが、さらに競技委員会が後日、「内容、目的に関係なく、いかなる種類の広告、標語、記号、略語、図柄等を示した選手も罰則対象となる」との規定に沿って、罰則を適用することを決めた。
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