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ドイツよりもレッズ愛! 浦和の日本代表FW田中達也(26)が9日、独ブンデスリーガなど欧州3クラブからの電撃オファーを固辞。4年契約を結び直した。
「もう一回レッズを強くしたい気持ちが強かった。だから、今日複数年でサインしました」
9日午後、大原グラウンドで自主トレ後に笑顔を浮かべた。推定年俸5000万円でクラブ史上最長の4年契約の好条件だったが、苦悩の理由は土壇場で浮上した悲願達成のチャンスだった。
「年明け後、ほんの数日前に代理人から3チーム(移籍)話を聞きました。スイスとドイツで、すごくいいチームだった」
代理人から知らされた打診はブンデスリーガ2クラブとスイス。具体名は明かさなかったが、バーゼルやボルシアMGが濃厚だ。契約満了で移籍金ゼロのため、残すは条件面の合意と本人の決断のみだった。「移籍は明日決まるかも知れないけれど、移籍交渉で去就問題を長引かせたくなかった。自分の性格上、それは許せなかった。お金ではない。自分が一体どこでサッカーをやりたいのか。それだけだった」と告白したエースの忠誠心はフィンケ新体制最大の朗報だ。
(2009年1月10日06時01分 スポーツ報知)
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