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柱谷監督更迭も後任未定、高木コーチは固辞

 J2降格が決まり、サポーターから激しく糾弾された東京Vのクラブ幹部は、今後のビジョンについて明確に語ることはできなかった。萩原社長は8日に役員と強化本部のメンバーで緊急会議を開くことを決めたが“身売り騒動”に関しては「引き続き(経営の)パートナーを探します」と答えただけ。「それより、まずは監督問題。月曜日に続投か否か決めて、続投じゃないならその時点で後任を考える」と話すにとどまった。

 だが、実際は柱谷監督の更迭をすでに決定。高木コーチの監督昇格、女子の日テレ・ベレーザを4連覇に導いた松田監督と柴田ユース監督のコーチ就任案が固まっている。すべて内部昇格というのも資金難ゆえだが、高木コーチは就任を固辞する可能性が高く、混乱は必至だ。

 また、J1に残留できなかったことから名古屋MF藤田、浦和FW永井の獲得プランも消滅。MFディエゴは京都か神戸への移籍が決定的となった。来季、J1再昇格を目指す足場固めすらままならず、東京Vは暗黒時代を迎えようとしている。

[ 2008年12月07日 08:14 ]

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