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ニュースフラッシュ588 掲載09/01/06


 

広島市消防出初式を市民球場で実施

 

撮影2009/01/05 広島市民球場三塁側内野スタンドから 佐伯邦昭   


救出救助訓練に飛来したAerospatiale AS365N3 JA05HC(広島市消防局 定置場西飛行場)  


二塁ベース後方あたりへ降下開始

ライト側スタンドの向うの屋根は県立体育館と市営基町高層住宅


 式典はともかくとして、消火訓練に火が使えない、消防自動車のパレードもできないという野球場で出初式を行った理由は、既にお分かりですね。
 広島市民球場がこの3月で51年の歴史を閉じるのを惜しんでの球場使用でした。もちろん、初めての最後でした。

   
 約4千人の観客は出初式もさることながら市民球場見納めもあってという人も多かったでしょう。記念にグランドの土をくれました。(カープのチョロキューは別です)



式  典



 自主防災会・自衛消防隊・消防団の訓練、梯子乗り、太鼓、マーチングバンドなどが行われますが、広い外野がバックになるので迫力を欠き、やや散漫な印象になったのが気の毒でしたね。




スコアボードを8階建てビルに見立てての救助訓練 外のはしご車から救急隊員が降りてくる


100メートルのロープ8本で救助  この後に消防ヘリが飛来した

 


余分の一言 市民球場の思い出

 内野2階席新設工事の時に1階スタンドも改修しましたが、階段を急勾配とせざるを得ず、この写真ように大人の歩幅では小さすぎる段きざみになりました。実に危険な階段というべきです。

 改修後間もなく、上からトントントンと降りてきたご婦人が、たたらを踏んで転倒するという事故が発生しました。

 原因は、工事業者が手抜きで、一部の段差を替えていたためでした。検分してみますと、知らずに降りたら(登る際でも)いわゆるカラ足を踏んで前か後ろへ倒れる危険性大でした。ご婦人は恥ずかしさもあってか、当事者も球団も事を大きくしてくれなかったので新聞にも出ませんでしたが、市側当事者の私は血が凍る思いをしたものです。内野席へ行くたびに思い出す時効のお話しです。

子どもの歩幅にはちょうどいいかも、しかし、急勾配で大変危険です


 

 

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