女児手術後に障害、京大を提訴 両親、3億求め京都大病院で、2000年8月に心臓手術を受けた女児(13)に知的障害が残ったのは、医療ミスが原因だとして、女児と両親が5日までに、京都大に約3億円の損害賠償を求めて京都地裁に提訴した。訴状によると、当時5歳だった女児は、京大病院の心臓血管外科で心臓の弁などの手術を受けた。その際、人工心肺と血管をつないだ部分から出血があり、一時的に送血を停止した。約7分後、送血を再開したが、女児の脳や手足に重度の障害が残った。 両親側は「医師らは送血管を挿入する際、確認を怠った。送血も迅速に再開しなかった」と主張している。 京大病院の中村孝志院長は「事実関係を調査し、真摯に対応したい」としている。
2009年01月05日月曜日
|