2006年01月10日

菊池桃子に憧れて

キクモモ
あなたの憧れの女性は誰ですか?

(文・瀧澤まき



菊池桃子のことを考えていたら
たまたま手に取った雑誌でインタビュー記事を見かけた。
かつてアイドルだった彼女も今は二児の母。

「今は、家のことに全力投球していますね。
でも、だからこそ、私の心のよりどころになっているのは、
外で仕事を続けることなんです。」

「同世代の女優さんがテレビに出ているのを見ると
“うわぁ、いいなぁ”と思うこともあります。
今は、ドラマなど長期的に家をあけるお仕事は受けられませんからね。
でも、一生という長いスパンで捉えれば、
子育てに追われる期間なんてほんのちょっとですし、
その短い日々は、いつか振り返ったときにきっと
宝物のような思い出になると思うんです。
そう考えれば、本格的な復帰は子育ての後からでも遅くない。」
(『婦人公論』10月22日号より抜粋)

この「働く女の『ホンネ』」のアンケートでも、
「結婚後も仕事を続けたいですか?」
という問いかけに対し、
「結婚(出産)後は今までより仕事をセーブする」
「子どもができるまで仕事を続け、子育てが一段落したら復帰」
という回答が圧倒的だった。

やはり、考えざるを得ないんだと思う。
一日は24時間しかなく、現状では何かに時間を割けば何かが失われるということに。

子どもを産んだあとも独身時代と同じような長時間労働をこなしていこうと思えば
子どもが自分を一番必要としている時期に、時間を共有する権利を失うことになりかねない。
思春期になればどうせ(かつて自分ががそうだったように)
「お母さんうるさい!干渉しないでほっといてよ!!」
の世界になるのだから、それまでにせいぜいべったり可愛がりたいなぁと思う。
確かに、人生90年と考えれば、子育ての15年かそこら、須臾の間だとも思う。

“芸能人”という、メディアへの露出がそのまま生命線になる職業をしていて、
このように人生のペース配分を恐れずに自分の頭でしっかり考えられる女は、
素敵だなと思った。

よかったら皆さんの憧れの女性やその理由なども教えて下さいね。



mini51 at 09:22 │Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ! 火:恋愛・結婚・家庭 

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この記事へのコメント

1. Posted by 編集部 戸井田    2006年01月14日 01:48
>瀧澤さん
特に誰というわけではないのですが、私の理想は「今一番大切なことをちゃんと大切にしてあげられる」生き方をすることです。独立して1年、結構意識したつもりでも、やっぱり難しい。これが家庭とか子育てともなると、きっともっと難しくなっちゃうんでしょうね。でも、大切なものを大事にできないことに「仕事」を言い訳にするのだけは何とか卒業したいものです。
2. Posted by たきざわ    2006年01月21日 05:08
>といださん
そうですよね。大事なものは大事にしたい。
自分の人生における優先順位というのは
常に考えないといけないなぁと思います。
仕事の締め切りや緊急性のある案件に
ふりまわされるのではなく・・・。

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