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【社会】

デビュー直後、レスラー死亡 肩車され『ラリアット』 練習中に首骨折

2008年12月24日 夕刊

 東京都江東区の格闘技ホールで今年十月、会社員でプロレス団体に所属する由利大輔さん(25)=神奈川県平塚市四之宮三=がプロレスの練習中に首の骨を折り、死亡していたことが分かった。警視庁東京湾岸署は過失致死の疑いで、関係者から事情を聴いている。

 同署によると、事故は十月十八日午前零時半ごろ、江東区新木場一の「新木場ファーストリング」で発生。由利さんは所属団体代表の男性(30)に肩車をされ、リングコーナーのロープ上から飛び降りた別の男性(34)が水平に伸ばした腕を、由利さんの首にぶつける「ラリアット」という技をかけられた。

 「ダブルインパクト」と呼ばれる技で、由利さんは受け身が取れず頭頂部からリングのマット上に落下。病院に搬送されたが、首の骨を折っており同月二十四日に死亡した。

 由利さんはデビューしたばかりだったという。

 

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