封切り前の映画をファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」でインターネット上に無断配信したとして著作権法違反罪に問われた仙台市青葉区、無職、平田一志被告(33)に対し京都地裁は16日、懲役2年、執行猶予3年(求刑・懲役2年)を言い渡した。
判決によると、平田被告は海外で上映されたハリウッド映画「ウォンテッド」など3作品をネットで入手して自ら字幕をつけ、今年2~9月、ウィニーで配信した。作品の末尾には自己顕示欲を満たすため「tikal」という署名をつけていた。【熊谷豪】
毎日新聞 2008年12月17日 東京朝刊