B・B 09年の夢公約

会見で土地をねだるB・B
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 日本ハムの球団マスコット、B・B(年齢非公表)の契約更改交渉が26日、札幌市内の球団事務所で行われ年俸800マスコ(マスコット界の通貨単位)の2年契約を結んだ。新たに契約を更新したB・Bは生涯北海道を宣言、“ねぐら”となる土地の要求などさまざまな夢プランをぶち上げた。

 球団マスコットの夢は尽きることがない。球団との契約交渉を終えたB・Bは話ができないことからホワイトボードを使って壮大な計画を披露した。

 (1)「一緒になって考えてくれるパートナーが欲しい」。芸達者なB・Bはパフォーマンスの企画などをほぼ“1匹”でこなしてきた。さらに幅を広げるためにも新たな思考回路を持った“相棒”が欲しい

 (2)「北海道に骨をうずめる覚悟なので永住の地が欲しい」。5年間、ファンと接してきて愛を感じるようになった。現在は勝手に藻岩山にすみついているが、誰にも文句を言われない正式な“ねぐら”が欲しい

 (3)「札幌ドームで歌いたい、自分で作詞作曲してCDを出したい」。15日には初めて単独でのディナーショーを開催、ファンに歌声を披露するなど大成功に終わった。B・Bによれば「人間の言葉をマネするのはものすごく体力を使う。自由に話すことはできない」(筆談)そうで、何度も歌うことはできないが日本一に返り咲いた際にはファン感謝デーで歌うという野望を持っている。

 恒例の公約には「札幌ドームの展望台(高さ53メートル)の外側の窓ふき」を挙げ、「主催試合での観客200万人突破かつ札幌4万人以上の試合を12試合」を条件にした。

 金額の交渉はわずか10秒でまとまったというB・B。もっともっと北海道を盛り上げるために冬眠している時間はない。

[ 2008年12月27日 ]

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スポニチ てれびぃ

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