更新:12月27日 09:50インターネット:最新ニュース中国の腐敗摘発、ネットが後押し 社会の不満解消狙う?官僚腐敗などが深刻な中国で、インターネットでの市民の告発を端緒に、捜査当局が不正摘発に乗り出すケースが相次いでいる。共産党や中央政府に批判的な意見は従来通り規制しており、「市民参加型」による末端幹部らの立件や処分を、社会の不満解消につなげる狙いがあるとみられる。 浙江省温州市の党委幹部4人が今月初め、部下19人とともに65万元(約860万円)の公費を使って米国に旅行したとして、厳重警告などの処分を受けた。発覚のきっかけは11月下旬、ネット上に掲載された匿名の書き込み。内部文書も添付されていたことから、市党委などが調査を開始した。 ● 記事一覧
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