動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

年末の締め



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平成20年もあと、1日で終わります。
今年も大きなレスキュー活動がありました。
1月には71頭もの犬を救いました。
9月には遠路、福岡県より51頭を救い出しました。
この2件はいずれも繁殖場の崩壊でした。
去年のレスキュー頭数107頭を上回る143頭を救いました。

団体には滋賀シェルターに66頭、大阪支部には21頭、愛知支部9頭、ホストファミリー宅4頭、病院入院1頭。
保護犬合計101頭がいます。その以外に、6頭がトライアル中です。(リスト合計107頭+行方不明1頭=108頭)
巣立った子達は、101頭。その以外に亡くなった子は6頭でした。

満3年と2ヶ月で、1174頭の小さな命を救えました。
1日に1頭のペースでした。
これだけ頑張って命を救っても犬猫年間殺処分数38万頭の0.1%にしかなりません。犬のみでは0.2%です。

毎日のワンのお世話は、休むことなく継続されています。
365日、1日も休む事は出来ません。
お盆も年末もお正月も、勿論、ゴールデンウィークもありません。
全ての時間をワンの世話に掛けています。
半端な気持ちでは保護犬の救済活動などできないのです。
犬たちが生きている限り、世話をする人は休めないのです。

施設を毎日、衛生的に保つように清掃と掃除は欠かせません。
生きる為には給餌、給水、運動は欠かせません。
彼等の命を預かった以上、手抜きも許されません。
病気の子にはケアも必要です。
薬浴を行います。シャンプー、爪きり、耳掃除が必要です。
毎日の排便を個々にチェックしています。
便が軟ければフードを替えています。
健康状態もいつもチェックします。

事務作業も多いです。
里親募集をしているので事前アンケートが来ればチェックして返答します。
里親希望者がお見合いに来られたら、犬の性格や状態を説明します。
飼い方のマナー、狂犬病予防接種の必要性、飼犬登録の義務、ワクチン接種の必要性、繁殖制限の為の不妊手術の必要性等‥。
保護犬リスト、カルテの記録、里親譲渡契約‥。
活動を維持するためのグッズ販売、募金の仕分け、収支報告書の作成‥。

すべてが保護犬の為です。
ただ単に、救うだけでは済まない事が多くあるのです。

その上、慈善活動をしていても誹謗中傷がおきます。
完璧を求められても、私も人の子。
間違いもあればミスもある。
やましい事などなくても疑われることもあります。

でも挫けることなく前進しています。
時折、身近な者には愚痴を言います。
「パンドラの箱を開けてしまった‥。閉めれるものなら閉めたい。」
「動物愛護に入ってしまったら‥、不幸な彼等を視てしまったら‥、もう後戻りはできない‥」

ただでも大変なお世話なのに、その上に‥、誹謗中傷、批判、疑惑、反対かぁ・・・。



割が合わないねぇ・・・

でもね、次の日、頑張るんだよね。
俺が動物愛護の世界を変えてやるって。
生きている限り、苦しんでいる犬たちを救ってやる。とね。

来年は、劣悪環境下にいる犬たちを今まで以上に、助ける!!
周りから叩かれようが誹謗中傷されようが、ね。

乞う、ご期待あれ!!!

今年も私たちの活動にご賛同いただきました皆様。
そして活動に物心両面にご尽力を頂きましたご支援者の皆様。

心より感謝いたしますと共に
来年度、更なる活動の発展にご協力をお願い申し上げます。

そして皆様に幸多かれと、お祈り申し上げます。


ご協力をお願い致します。
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情操教育



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「動物虐待監視委員会」を年内に創設し新年から活動を開始する方針です。
続々と支援者からのご支援がきております。
賛同者も増えてきました。
誰かがやらなければ、何も変わらない。

また、遺棄などの情報等が入ってきております。
年を越せない保護犬の依頼も入っています。
一般飼い主からも犬を飼えなくなったとの依頼もあります。

毎年のことだが、保健所、動物管理センターには御用納めまでに飼い犬を持ち込む心無い飼い主もいる。
飼い主が自ら持ち込むケースは、即日、殺処分である。
迷い犬と違い、飼い主が二度と迎えには来ないからだ。
法律では、行政に僅かな引取料を支払えば不用犬を引取ってくれるシステムになっている。
行政の職員さんは、持込をしてくる飼い主に何度も再考を促す・・・。
「この犬は貴方が去った後、殺処分されるのですよ。それでもいいのですか?」
「要らなくなったから、いいです。」

こんな会話があると言う。
なんとも情けない話だろう。
怒りを通り越して呆れるばかりだ。
家族同然に暮らしてきた飼い犬を、いとも簡単に合法的に捨てに来るのだ。
いや、殺してくれと持ち込むのだ。
飼い主が去った後、職員さんは吐き捨てるように言う。「自分で処分機のボタンを押してみろ」と・・・。

終生飼養という飼い主のマナー低下も問題だが、
動物に対する愛情の欠落が大きな問題だ。
これが我が子にも影響されなければ、よいが・・・。
情操教育に関連する由々しき問題ではある。

いつかのアメリカの犯罪白書に、
動物虐待を行った者は将来、必ずと言っていいほど人に対する犯罪を犯している。という。
アニマルポリスは動物虐待行為者を常にチェックしているという。

わが国には、まだこういったシステムは確立されていないし、チェック機構すらない。
日本の教育レベルの低下が叫ばれているが、その前に情操教育そのものを強化しなければならないのでは。
生き物に対する優しい気持ちを教える事の方が優先されるべきではないか。

安全神話が常識の日本も、昨今、凶悪犯罪が新聞紙面を賑わす。
いつ、その被害が私たちの身に及ぶかもしれない時勢だ。

動物虐待を監視する意義は、ここにある。


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動物虐待監視委員会の発足


環境省が保護犬、猫に対して生きる機会を与え殺処分減少に努力する指針を公表し、実施するよう各自治体に指導を開始した。
本年より10年間で処分数を半減する目標を掲げた。
動物愛護活動の進歩といえるだろう。

これに同調して、飼い主の飼育知識、飼育マナーの向上もスキルアップしなければならない。
動物取扱業者も同じく、飼育環境の向上、改善も望まれる。
特に人畜感染症を予防するためには施設の環境面の充実、衛生面での設備投資、飼育管理意識の向上が必須である。

一般飼い主も繁殖業者も今まで通りの状態から進歩しなければ、動物の遺棄、虐待などが減少することは期待できそうもない。
国も地方行政も保護した犬猫の殺処分数を減少させるためには、原因である上記の問題点を改善していく必要がある。
飼い主が犬、猫を飼えなくなったからといって僅かな引取料で安易に引取らない方法を考えなければならない。
悪質なブリーダーには毅然とした対応も望まれるべきだ。

アーク・エンジェルズが今までに行ったレスキュー活動から知り得た事を列記する。
ブリーダー崩壊現場では、どの現場も不衛生な繁殖場施設であったこと。
劣悪環境だったため、そこにいた全ての犬たちは何らかの病気に羅漢していた。
疾病があっても適切な治療を受けていなかった。そのため、失明した子や白内障、緑内障の犬が多かった。
疥癬症、アカラス、脂漏症などの皮膚病に罹っている犬も多くいた。
フィラリア感染の犬も多かった。
回虫、サナダムシなどの寄生虫が発生している子も少なくない。
蚤が多く発生し、毛玉の中に巣をつくり痒さの余り皮膚を怪我している犬も多い。
耳ダニ、真菌は殆どの犬にいた。
爪がカットされずに鳥のように伸び放題だった。そのため歩行困難であった。
ケージに入れっ放しのため、歩けない犬が殆どだった。
シャンプー、カット、被毛の手入れなどもしてもらっていないため、糞尿まみれであった。
繁殖場では人手が足りない為、糞尿などは切り裂いた新聞紙を掃除する程度であった。
犬登録はしていなかった。
狂犬病予防法に基づく予防注射は励行されていなかった。

兎角、衛生面は最悪の状態であった。
悪臭が漂う施設が全てです。
そして諸悪の根源である症状等は、全て飼育方法を適切に行っていれば回避できた事である。

以上がレスキュー時に体験した環境ですが、国や自治体では
繁殖業者がこのような劣悪環境下で飼育管理している事を知らないのだろうか。
全てを管理監督できないのだろう。
管理体制を整えて、定期的に監視し指導、監督する必要があると考えています。
衛生面をきちんとしておれば、私たちがレスキューした現場のような状態はなかったはずです。
人畜感染症やその他の病気も予防できると思います。

地方自治体の保健所や動物管理センターでは人員削減傾向にあり、人手が不足しているそうです。
これ以上の管理体制は期待できそうもない状態でしょう。
官だけでは限界がある。
動物取扱業者の自浄努力が最善ですが、営利事業のため、利益追求には経費節減で図るしかない事情もあります。
そのために被害を被るのは、他ならぬ犬自身なのです。

諸悪の根源は、元から絶たなければ駄目です。

アーク・エンジェルズは、こういった情勢から鑑み、民間レベルでどこまで実践できるかはわかりませんが、
官民一体となって監視活動の強化を模索してまいりました。
官も一生懸命、努力されています。
しかし、手が廻らない。
といって、無関心では保護犬が増えるだけです。
今もなお、劣悪環境下で不遇な飼育生活を強いられている犬たちを放置するわけにはいけません。

このたび、団体の活動の延長として
保護収容した犬は保護シェルターにて保護管理し、レスキュー活動は新たな組織でレスキューチームを組織し活動を分離させることとしました。
無くならない劣悪環境の施設からの救済を第一目標として活動を今以上に強化いたします。
悪質なブリーダーの監視も今後徹底し、併せて行います。
繁殖場の施設監視を行い適切な飼育環境の指導を実施し、不適切な場合は改善要求をしていきます。
施設改善を業者が受け入れない場合は毅然とした対応を行い告発も辞さない覚悟で監視活動を実践していき、劣悪環境から犬たちを救い出し健全な環境作りに貢献します。

「動物虐待監視委員会」の発足
概要
1、人と動物の共生を図り安心して暮らせる環境作りを目指します。
2、飼い主の飼育知識向上と飼育マナーの指導、向上を目指す。
3、ブリーダーの健全な施設維持監視と適切な繁殖を指導監視。
4、動物の遺棄、虐待の防止および発見した場合の通報、告発。
5、狂犬病予防法に基づく予防注射接種義務の励行、指導推進および摘発。
6、犬登録制度の義務励行、指導推進および摘発。
7、人畜感染症の予防のための衛生管理および監視活動。
8、各地域の獣医師会との連携。
9、行政との連携。

繁殖業者への要望および改善項目
1、純潔を守り無理な繁殖はしない。
2、子犬を販売する際は幼齢不妊手術の奨励。
3、社会性を身につけるまで母犬と暮らさせる。
4、母犬は年1回の出産、高齢出産は7歳を限度とする。
5、不用犬は処分せず動物愛護団体に引取りを要請する。
6、狂犬病予防注射の励行。
7、畜犬登録の励行。
8、混合ワクチン接種の励行。
9、適切な価格帯を決め安売りをしない。

誰かがやらなければ、何も変わりません。
法律が変わるまで命は待ってくれない。

今以上に、これからもアーク・エンジェルズは不遇な環境下にいる犬たちを救う為に、立ち上がります。
ご支援をしてくださっている皆様には今後とも今以上のご支援を賜りたいと、お願い申し上げます。

年明けの活躍にご注目ください。


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動物保護監視官の創設



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お隣の韓国でも動物愛護に関して大きな動きがありました。

YONHAPNEWS
◎【ソウル31日聯合】ソウル市では2010年から、電子識別装置を付着しないペットの飼い主に20万ウォン(約1万5300円)の過怠料が賦課される。 ソウル市は31日、条例・規則審議会で「動物保護および管理に関する条例案」が通過したと明らかにした。ペットを飼う人は15けたの固有番号が入った識別装置をペットに付着し、住所地を管轄の区庁または区庁長が業務を任せる動物病院などの代行者のもとで登録することを義務付けている。
 動物の身分証となる識別装置は、注射器で首に注入するコメ粒の大きさのマイクロチップと、電子タグのうち1つを選択しなければならない。登録費はマイクロチップが1万5000ウォン、電子タグは8000ウォン。ただ、捨てられたペットを引き取った場合や、障害者の介助犬などの場合は全額免除される。
条例案では、こうした規定に従わない人に2010年から20万ウォンの過怠料を納めさせる。

◎ソウル市は27日、動物保護と遺棄を目的に来年から「動物登録制」を実施する計画だと明らかにした。現在、犬を対象とした動物登録制を導入する内容の関連条例改正を進めており、早ければ下半期に2自治区で試験実施した後、改善点などを補完し来年には市全域で実施する計画だ。
 あわせて、動物虐待行為の罰金を現行の20万ウォン(約2万2000円)以下から500万ウォン(約56万3700円)以下に引き上げるほか、動物遺棄行為に対しては50万ウォンの過怠料を課す。虐待行為を監視する動物保護監視官を置き、動物保護団体や動物愛護家を名誉監視官に任命する方針だ。
 一方、27日から動物保護法が改正され、愛玩動物が外出時に認識票やリードをつけていない場合には過怠料が課される。飼い主の名前と住所、電話番号などを記載した認識票がない場合は20万ウォン、リードをつけていない場合、排泄物を処理しなかった場合はそれぞれ10万ウォンが賦課される。

◎来年から犬の認識票が義務、市・道によって登録制
来年から犬を連れて外出する時には、認識票をつけたり排せつ物をすぐに片付けなければ罰金が課せられる。農林部は8日、動物保護法施行令・施行規則の制定案を9日付で立法予告することを明らかにした。制定案は規制審査などを経て来年1月27日から施行される。
 制定案によると、各市・道知事の裁量で動物保護法第5条に基づき飼い犬の登録を義務付け、これに違反した場合は30万ウォン以下の過怠料を付加することができる。飼い主が一定の手数料を支払い登録申請書を自治体首長に提出すれば、登録番号が発給され、体系的な電算管理が行われることになる。登録時に犬へのマイクロチップ装着を義務付けた場合には、犬がいなくなっても簡単に探し出せる。登録手数料は各市・道の条例ごとに異なるが、大韓産業経済研究所は4万5000ウォンを提案している。この登録対象は家庭で飼う犬に限られ、制度の実効性を検討した上で、対象を猫まで拡大する予定だ。
 こうした登録制度が施行されない地域でも、犬を連れて外出する時に認識票をつけなければ20万ウォン以下、リードを着用しなかった場合は10万ウォン以下の過怠料を支払わなければならない。14歳未満の子どもにリードを持たせてはならず、3か月齢以上の猛犬にはリードだけでなく口輪も必要だ。また、犬の排せつ物をすぐに回収しなければ10万ウォン以下、市・道条例が定める予防接種義務を怠れば30万ウォン以下の過怠料をそれぞれ支払うことになる。
 動物保護関連の規定も強化された。動物保護法に基づき保護される動物(農林部長官が関係行政機関長と協議して定める)を捨てれば50万ウォン以下の過怠料が課され、動物を処分する際には気絶させて苦痛を最大限減らすことも明示されている。禁止された動物への虐待行為も「法令の根拠なく、熱、電気、水、薬品などを使用する場合」と具体的に記された。
 さらに来年から2012年まで段階的に、政府機関や大学、公共保健・医療機関、企業や付設研究所など動物実験を行う機関に対し、動物実験倫理委員会の設置を義務付ける。委員会は動物実験が倫理原則に合致しているかも監督することになる。
 このほか、動物の販売や埋葬を行う業者は、一定の施設や人員基準を満たし、管轄の自治体首長に届け出を出さなければ営業できない。

遅まきながら隣国の韓国でも動物愛護に大きな関心を寄せ、登録やマイクロチップ装着、そして動物虐待、遺棄に対して罰則規定とそれらを取り締まる動物保護監視官の設置を決めました。アニマルポリスの制定です。
以前、私が提案した「動物監視員制度」の発足です。

動物愛護後進国と言われたお隣の韓国が先にやりましたね。

食犬文化が残る国でも愛玩動物を守る意識が高揚しているのです。
それに引き換え、私たちが住む日本では未だに動物の遺棄が後を絶たず捨てられています。
悪質な繁殖場では劣悪な環境下での飼育が起きています。
ペットブームの陰では悲惨な現状が起きているのです。
人間が世話をしなければ生きてはいけない犬や猫たちが被害に遭っています。

私たちが動物レスキューを実施しても異を唱える人もいます。
同じ人間が行った悪行為を同じ人間が助けているのに、同じ人間が非難するのです。
何もしないで批判するのであれば自らも行動を起こして1頭でも救えばいいのに、と単純に考えます。
そうでなければ批判などしないでおればいいのに・・・。

実際に行動を起こさない人ほど、口先だけで批判します。
今はネット社会です。匿名性のため相手が見えないので、言いたい放題、人間の感性が疑われるほどの誹謗中傷が起きています。
情けない話で悲しいことですが、現実です。


「虐待行為を監視する動物保護監視官を置き、動物保護団体や動物愛護家を名誉監視官に任命する方針だ。」

と、ニュースで報じられましたが、わが国でも一日も早く、実施してほしいと切に願っております。
それまでは今まで通りに悪質業者の監視を続けていくつもりです。

「捨てられたペットを引き取った場合や、障害者の介助犬などの場合は全額免除される。」

日本も非営利団体が引き取った場合には、こうしてほしいものだ。
登録の義務や狂犬病予防注射を怠れば罰則規定があるが、守っていない人がいます。
過去、レスキューした現場の悪質繁殖業者等は殆どが守っていなかった。
行政に訴えたが罰則を科せられることはなかった。
法律があっても機能していなかったのだ。
もっと厳しく取締りをしてくれと期待する。

狂犬病が国内に発生していないのは、こうした予防行為が定められていて、飼い主が遵守しているからこそ安全な社会になっているのです。
余りにも安全で安心な世の中に住んでいる為、危機感が希薄ですが、もしみんなが守らなければ大変、危険なことになる。
狂犬病は人間を死に至らしめます。
人と犬とが事故無く共生できるために、予防接種、ワクチン接種、畜犬登録の励行を、お願いします。


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過熱する反対派に対して、立ち上がります。



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「本日、350名を超える住民・市民の参加を得て、アーク・エンジェルズ林代表による病犬を含む新たな多頭の犬持込みに対する抗議集会と抗議デモ行進を実施いたしました。期成同盟の呼びかけに応じて、地元伊井・酒波の住民を先頭に近隣の三谷、平ケ崎、構、北林、北仰、のぞみの里他、今津の多くの区から住民が参加、そして、地元今津町の環境団体をはじめ、多くの団体、個人、また、海東市長をはじめ、上野衆議院議員、石田、清水両県議、数多くの高島市議の参加をいただき、アーク・エンジェルズ林代表とその関係者に、私たち地元住民と高島市民は「アーク・エンジェルズは受け入れていない!」「地元住民の了解も得ず、闇に紛れて病犬を含む多頭の犬の持込みは絶対に許さない!」「病犬を含む犬の多頭飼育と数々の迷惑行為を速やかに中止し、この地から退去せよ!」との断固とした意思を示すことができました。ご参加いただきました皆様に、また、ご支援いただきました皆様に心から御礼申し上げます。私たち地元住民と高島市民は、アーク・エンジェルズと最後まで闘い貫く決意ですので、今後とも暖かいご支持ご支援を心からお願い申し上げます。」

以上が反対既成同盟の10月19日付けのブログです。

彼等は私たちに退去を迫っております。
私たちは、世の中で不幸な環境下にいる犬たち、行政により殺処分される犬たちを救う非営利活動を行っています。
人間の身勝手で捨てられたり虐待を受けたりと、不幸な犬たちが後を絶ちません。
そういった環境下で病気になったり衰弱した犬たちを救い、保護シェルターにて治療を施し新しい飼い主の元へと送り続けている活動を、何故、どうして、止めろ、と言うのでしょうか。
この地域にて反対を先導している人間は、血も涙もない冷血な人たちなのでしょうか。



地域住民の了解も得ず・・・。と書いてありますが、どうして了解を得なければ犬の持込をしてはいけないのでしょう。
保護した犬たちは、何らかの病気を持っていたり衰弱して命にも関わる状態の犬たちばかりです。
それらを救い、治療することを拒絶するかのような発言には、人間の身勝手、生き物に対する横暴な発言としか聞こえてきません。
地球は、日本はこのような利己主義の閉鎖的な人間たちのものだけでは有りません。
この地域の行政を司る議員も参加されての反対集会と聞きますが、高島市の有権者が選んだ議員も、動物に対しては反対派のように血も涙もない方なのでしょうか?

私たちアーク・エンジェルズに対して、反対、反対と念仏のように唱えていますが、何が反対の理由なのでしょうか?
地元説明会では、水質汚染が最重要課題だと、叫んでおられましたが、それをもクリアした現在の状況下でも未だ、反対を叫んでいます。
滋賀県、高島市に於かれましても、私どもと協議を重ね改善すべき事は改善し、不安が有ることがあれば解消する努力を重ねております。
それでも、反対だ、という姿勢には理解し難い状況であります。

わが国は法治国家であります。
法律によって人権を守られ住む権利も職業の選択、移転の自由など、安全に暮らす事を保障されています。
それらを無視して、この地から定かな理由も無く「退去しろ」という横暴な発言には、呆れるばかりか言葉の暴力とさえ映ってしまいます。

地元に受け入れる入れないはご自由ですが、「退去しろ」とは、如何なものかと考えます。
自分たちの意のままにならない者が来ると、こうして排除にかかるのでしょうか?
このやり方が、地域性なのでしょうか? この地域の人だけが起こす行動なのでしょうか?

考えられない行為であり信じられない閉鎖的な地域社会であると思います。
これらの一連の反対行動が、全国的に知られて尚且つ、閉鎖的な地域社会が、今の経済先進国の中の一地域であると、宣伝しているかのようにも思えます。
法律で禁止されているこの一昔前の「村八分」的な行為に対して、断固、抗議すると共に、政府、滋賀県、高島市に対して正式に抗議声明を出します。
また法的に処理する方向で対処していく事にいたします。

反対集会に出席した議員に対しても抗議をすると共に、公平な立場で政治を司る政治家の襟を正す意味に於いても立法府に対して行動を起こす所存であります。
結果は司法の場で出していただきます。

静かにしていれば通り過ぎる事、そう考えておりましたが、「救える命を救うという活動」に対して余りにも酷い彼等の考え方には到底、歩み寄る余地は存在しないと判断いたしました。
我慢にも限度があります。

全面的に受けて立ち上がります。
謂れの無い反対行動には、人権侵害、風評被害と名誉棄損も甚だしいと考えております。


2ch化した拍手コメント欄は非公開としました。
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投稿者のコメントは誹謗中傷や嫌がらせ以外は公開させて頂きますのでご理解ください。


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