■その他の写真ニュースはこちら
今年何かと注目されたアラフォー。40歳前後の女性といえば、ひと昔前なら、とっくに結婚して子供を産み、自他ともに認める“おばさん”になっていた年頃だが、今は“おばさん未満”が増えている!?
「未婚・子ナシ・30代以上の女性」を“負け犬”と定義したベストセラー『負け犬の遠吠え』の著者、酒井順子さんが、最新刊『おばさん未満』(集英社)で指摘した。「アンチエイジングの科学技術の進歩や、女は若く美しい外見を保つ努力するのが当たり前という風潮の中で、若者と中年の間で、“おばさん”になるまでのあがく時間が生まれてしまった」という。
今どきの女性たちは “おばさん未満”と、中年の“おばさん”の年齢の分かれ目は何歳ぐらいと考えているのだろうか。
そこでオリコンでは今回20代・30代・40代の女性各200人、計600人にインターネット調査を実施したところ、分かれ目年齢の平均は【37.0歳】だった。
年代別の平均では、20代が【34.3歳】、30代【36.5歳】、40代が【40.2歳】で、年齢が上がるにしたがって、“おばさん未満”の許容範囲が広がっている。
さらに、自分が「おばさんになったなぁ」と思うことがあるか、と“おばさん”の自覚を問うと、40代の64.5%が【時々そう思う】と答え、10.5%は【あまりそう思わない】、【全く思ったことがない】も1.5%いた。
新しい年を迎えて、誰もがまた一つ年をとるが、“おばさん未満”の許容範囲は右肩あがりに、ますますあいまいになっていくのかもしれない。
◆アラサー&アラフォーは何歳から何歳まで?