国内最大級の百貨店として、建て替え工事の進む阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)がその姿を現した。
同店は平成24年春の開業を目指して阪急、阪神両百貨店の持ち株会社である「エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング」が工事を進めている。
新うめだ本店の入る新梅田阪急ビルは地下2階、地上41階建て、高さ約187メートル。百貨店部分は地下2階から地上13階、売り場面積8万4000平方メートル。14階から41階がオフィスフロアとなる。
JR大阪駅周辺では23年春、三越伊勢丹ホールディングスが出店するほか、大丸梅田店も大幅増床する計画で、キタの百貨店戦争は激烈な競争を続けている。