大分キヤノン(大分県国東市)と大分キヤノンマテリアル(同県杵築市)の工場に勤務し請負会社を解雇された平野孝治さん(47)ら4人が、15日までに大分市に生活保護を申請した。別の1人も同県豊後大野市に申請する予定。
支援する市民団体「大分生活と健康を守る会」などによると、5人は30~40代の県外出身者。10、11日付で解雇された。
同会は「審査に1カ月以上かかることもあるが、申請した人たちは食べ物を買うこともできない人ばかり。早急に認めてほしい」としている。【金秀蓮】
毎日新聞 2008年12月16日 東京朝刊