任期満了に伴う福岡県岡垣町長選は21日投開票され、元町議で新人の宮内実生氏(61)=無所属=が、前副町長広渡輝男氏(62)、元小学校長入江東樹氏(66)の無所属新人2人を破り、初当選した。
宮内氏は町議選の経験と組織を生かし、半数の町議と労組の支援を受けた。選挙戦では、三役の給与削減や企業誘致、行財政改革推進に加え、妊産婦の無料検診回数を増やすなど福祉政策の充実を主張。「押し付けでない住民目線の町政」を訴え、支持を固めた。投票率は54・57%。当日有権者数は26025人(町選管調べ)。
岡垣町長選得票(開票終了)
当 宮内 実生 無新 6,517
広渡 輝男 無新 4,683
入江 東樹 無新 2,816
=2008/12/22付 西日本新聞朝刊=