December 21, 2008

卒業

本日息子が大学を卒業した。
まるでWWEのTV会場のようなドーム形のアリーナで
卒業式が行われた。卒業生は博士、修士課程も含めて
900人ぐらい。

卒業式は毎年5月と12月の年二回。
息子は経済学とドイツ語の2つの学位を修得しての卒業。

学費は4年で約14万ドルだったが、
うち4万ドルが借金として残った…。

我々にほとんど経済的な負担をかけずに
卒業してくれた息子には感謝しているし、
誇りに思う。


しかし、それはそうと
スーパー不況のあおりもあってまだ就職が決まっていない。

日本では卒業する大分まえから就職活動をして内定をもらうのが
普通だが、アメリカの場合、日本ほど「新卒」という
リクルートの枠がクッキリしていないようだ。

実際のところ中途採用や年配の人間の採用と新卒がごっちゃだったりする。
私の時も、新卒の人間と研修が一緒だった。

なにはともあれ、いまアメリカはとんでもない就職難。
息子にしても家内にしても、それなりにツテはあるのだが
息子が「出来れば大きな会社でスタートしたい」という希望
から、まだ決まっていない。

ひょっとしたら日本の会社に就職するかもしれないという。

アメリカで履歴書を書く際、他の国での職務経験を積んできた
というのは、もの凄いポジティブイメージになるんだそうだ。
東京やフランクフルトで2〜3年職務経験を積めば
アメリカに戻った時にいい仕事に就きやすいとのこと。

なんにもしてやれないことを、今更ながら申し訳なく思う。

まあ世界中のどこに就職しても
家族みんなで会いにいってあげられるのが
私の仕事のいいところなわけだが、
さてどうなることやら。


jimmysuzukiusa at 15:21 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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