水戸放送局

2008年12月15日 17時24分更新

県内の交通事故死者数全国2位


ことしに入ってから11月末までに交通事故で亡くなった人は去年より21人多い185人で、人口10万人あたりで見ると全国で2番目に多いことが警察のまとめでわかりました。

茨城県警察本部によりますと、今年に入ってから先月末までに県内で起きた交通事故の件数は1万6462件と、去年の同じ時期と比べて2098件減りましたが、8月以降、死亡事故が相次いだことで亡くなった人の数は185人と去年より21人増えたことがわかりました。
人口10万人あたりで見るとおよそ6人が亡くなっていて、これは佐賀に次いで全国で2番目に多いということです。
亡くなった人の年齢別では65歳以上の高齢者が75人と最も多く、全体の4割を占めているということです。
この中で高齢者が歩行中に交通事故に巻き込まれて亡くなるケースが相次いでいることなどから警察は車の運転中は歩行中の高齢者の動きに注意し、夜間早めにライトを点灯させることなどを呼びかけていくことにしています。