コンセプトがブレないように。一貫して作ることって難しい。でも信念をちゃんと貫けるって崇高で美しいと思うんです。
■プロフィールをお願いします。
日野雅之です。デジタルコンテンツ部、プロデューサー兼ディレクターを勤めさせていただいています。

■イメージエポックへの入社はいつ頃ですか。
2007年8月1日です。

■現在の仕事内容を教えてください。
プロジェクトのプロデュース兼ディレクションを行っています。簡単にいうと社長とは別の点で社員を養いながらゲームを楽しく面白くする仕事です。

■イメージエポックで働くメリットは。
一番のメリットは、自分の思い描く将来像とリンクした形で、イメージエポックの目指すポイントがあるところですね。社長の御影が想像するビジネススキームを純粋に応援したいと思うだけの魅力があること。御影という君主の周りを新納、日野をはじめ周囲のディレクター陣で固め、イメージエポックを発展させることに携われるという部分が一番の魅力です。
写真 また、人材の育成も含め様々な分野に関われることも魅力です。会社としてはプロジェクトを成功させる事が第一条件ですが、私が思うに人材育成は、第二条件に間違いなく付随するファクターです。

組織の空洞化現象を避けるためにも、将来的にセーフティな組織を作るためにも、早い段階で新人を上手に育成し、できる人に関しては年齢関係なくリーダーのポジションで失敗を含め色々な経験をしてもらいたいと思っています。特にリーダークラスには、“できそうな人材”ではなく、“できる人材”にしかポジションを与えません。

そういう土俵と競争力がイメージエポックにはあると思いますし、そういうことをさせてもらえるので、色んな意味で、管理職としてもクリエイターとしても貴重な経験になります。

■あなたがゲームを作るときに気をつけていることは?
とにかくユーザーの方々にストレスを感じさせない設計にすることを大前提にしています。ウリになる要素をしっかりと作りこむことと、ウリを面白く感じてもらえるクオリティを維持することに一番注力しています。あとは、リスクマネージメントですね。スタッフの危険信号をいち早く察知して、マイナス要素に対する予防線を張ること。根回し等も含まれます。

開発が始まってから特に気をつけている事は、組織的にできるだけファジーな面をなくすこと。分からない要素や不透明な部分をしっかりとクリアにすることは最低条件だと思います。

■これからイメージエポックへ入社される方に向けて、メッセージをお願いします。また、これからイメージエポックに入ってくる方に望むことは。
前提として、旬のゲームを遊びつくしている方。ここは譲れません。面接にいらっしゃる方では、ゲームをしない方は論外で、私が面接の場に立った場合(特に企画)は全く採用基準には入れません。どんなゲームでも好き嫌いなく遊ぶ方がスタートラインに立てると思ってます。他にも、のし上がろうとする野心と自分の思い描くスキームに沿った努力のできる方は重宝します。

その上で面白い企画、一風変わったデザインセンスなどを持っている方は、優先的に確保したいです。理想を言うと、三年後、四年後の先見の明のある方や技術的に特化した方は欲しいですが、新卒の場合はなかなか厳しいと思います。ただ、新卒の方でも実戦経験は無いにしろ、ゲームを沢山遊ぶことはできると思います。色んな意味でイメージエポックの選考基準は一般の会社さんよりも高いと思います。
■社内の雰囲気は?
新しいオフィスを浜松町に構えることになったのですが外っ面が非常に良くなりました。一度でも来社いただいた方はおわかり頂けますが、これはかなり重要なポイントだと思います。求人力の向上、社員力の向上にも貢献していると思います。ゲームの開発って一般の方からすると汚いとかあまり良いイメージが無いと思うんですよね。で、そのままの勢いで進むと業界は先細りすると思うんです。そういった意味でも、働きたいと思える環境になったのは大きなプラスだと思います。

■これから先の目標を教えてください。
先ほども述べましたが、しっかりとした組織を作っていきたいです。イメージエポックは設立から考えると異例のスピードで急成長してます。その成長に社員が取り残されないような組織作りをしたいですね。目先の目標としては、これから始まる自分のプロジェクトをしっかりと確実にこなしていきたいです。

■先日会社が引越ししましたが、何か変化がありましたか。
なかなか良い場所に越せたと思います。私も同時に会社のそばに越したんですが、そこはとても住みやすいですね。ちょっと高いんですが、その生活レベルを維持したいと思うだけの、周辺環境の馬力はありました。会社には日野ルームと呼ばれるスペースがありまして(本当はリフレッシュスペースなんですが)そこで企画を練ったり、息抜きをしたりすること。そういったスペースが社内にいくつも用意されている所がありがたいです。開発の現場スタッフに対して少しでも環境を良くしてあげたいという、御影の心遣いに感謝ですね。

■その他に、何か個人的に活動していることについて教えてください。
開発って夜型になりがちなんですが、朝早く来て夜早く帰る。休日はゲームもしますが、アウトドアで適度にリフレッシュすることを念頭に入れてます。カヌーを楽しんだり、ただ単純に美味い茶蕎麦を食べに静岡までドライブしたり。多摩川でラジコン飛ばしたり。まだまだ甘いですが、できるだけゲーム以外で楽しい引き出しを沢山つくる努力はしてます。ただ、今の立場上事故や怪我だけはしないように、その範疇で楽しむようにしてます。
写真 ■最後に、あなたにとってゲームを作るということは?
ゲームを作るって色々と難しいと思います。政治的な要素も多く含みますし。顕著なスキームを組んでも色んな要素で紆余曲折します。そこをどう摘んで、クライアントと開発が納得できる落とし所を見つけるかが分かれ道だと思います。自分が面白いと思ったことを出来るだけ曲げずに、コンセプトがブレないように。一貫して作ることって難しい。でも信念をちゃんと貫けるって崇高で美しいと思うんです。ゲーム開発って最初に思った、ユーザーさんに向けて発信するコンセプトや感情の揺さぶりポイントを、如何に大切にするかにかかってると思います。

■その他これだけは言わせて、ということがあれば!
これからイメージエポックはどんどん大きなタイトルを発表していきます。少しでも共感された方はぜひ、イメージエポックへ応募お願いします。ゲームが大好きな方、自分の思うゲームが売れると思う方どんどん応募してください。またこれから皆さんが楽しいと思うゲーム制作を目指して頑張っていきたいと思います。応援宜しくお願いします!
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