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出産一時金42万円へ引き上げ 厚労省が正式提示

 厚生労働省は12日、緊急の少子化対策として、来年10月からの1年半に限り、健康保険の加入者に支給している出産育児一時金を現行の35万円から42万円程度に引き上げる方針を社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の医療保険部会で正式に提示した。

 一時金は来年1月に38万円に引き上げることが決まっているが、さらに4万円程度引き上げる。4万円の引き上げには年間で約450億円の財源が必要とみられる。厚労省は国庫負担に加え、健康保険組合などにも一部負担を求める方向で調整している。(12日 23:01)

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