緑地保全の横浜みどり税条例成立 税収は年24億円緑地保全を目的とした「横浜みどり税」の条例が12日、横浜市議会で賛成多数で可決、成立した。来年4月施行。 市民税に上乗せして個人に年900円、法人は規模などに応じて年4500-27万円を5年間課税する。赤字法人は施行から2年間は非課税。 年24億円の税収を見込み、基金を設けて、民間が所有する森林の買い上げなどに充てる。 市によると、森林など緑地保全を目的とした同様の税は29県が導入しているが、市町村では初めてという。 市議からは「緑の減少に歯止めをかけるための苦渋の決断」との賛成意見や「経済情勢は厳しく、市民に周知徹底されていない」との反対意見が出た。 中田宏市長は議会後、報道陣に「市も議会もさまざまな議論をして(増税という)重たい決断をした。着実に市の緑を増やす施策を遂行していきたい」と話した。
【共同通信】
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