大竹トレーナーに「エディ賞」

2007年12月22日01時31分

 第18回エディ・タウンゼント賞の選考が21日夜都内であり、協栄ジムのベテラン・トレーナーで、坂田健史を世界フライ級王座獲得に導いた大竹重幸氏(50)が選ばれた。
エディ賞は世界王者6人を手がけた故・エディ・タウンゼント氏の偉業を後世に伝えようと、かつての教え子らでつくる「エディ・タウンゼントを偲ぶ会」(田辺清会長)が主管運営している。現在トレーナーを対象にした唯一の賞で、毎年末に選考会が開かれ、翌年2月1日のエディさんの命日前後に後楽園ホールのリング上で授賞式が催される。
 大竹氏は東京・新宿出身。中学1年で協栄ジム入りし、プロでは日本ランカー(最高位は日本J・ライト級5位)として将来を嘱望されたが、ケガで現役生活を断念し、トレーナーとなる。佐藤修、坂田健史の愛弟子を世界チャンピオンに育てた。「ありがたいことです。名誉ある賞に恥じないよう、これからも頑張ります」と、受賞の喜びを語っている。
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