一昨日の木曜日、《DNAがアイラブユー》（原題：基因決定我愛ni）という映画
を観に行ってきました。
もちろん、ピーター出演作品です。

「台湾シネマ・コレクション2008」という特集上映の中の一つの作品でして、
単館上映で、しかも期間中３回しか上映されないため、私はこの日しか予定が
合わなかったので決死の覚悟で行ってきました。

なぜ「決死」なのかというと、帯状疱疹に罹ってしまったから。
実は１週間ほど前から腰の辺りが痒くて痒くて、家にあった痒み止めを適当に
塗っていたのですが全く治らず、むしろ悪化の一途を辿っていたのです。
水曜日になると、痒いだけではなく痛みを伴ってきたので、「これはフツーじゃ
ない」とようやく気付き皮膚科に行ったら、センセーに「あ、これは帯状疱疹
やね」と一刀両断に診断を下されてしまいました。
頂いた冊子によると、小さい時に罹った水ぼうそうのウイルスが体の中に
残っていて、そいつが悪さをしているらしいんです。
特徴は体の片側にだけ帯状に湿疹ができることと、痒みと痛みを伴うと
いったところでしょうか。とにかく、市販の薬を塗っても良くなる事はないので
一刻も早く病院へ行って飲み薬をもらう必要があります。

そんなわけで、まだ痒みも痛みも残る状態だったのですが、ピーター見たさに
大阪まで出掛けてきました。
大学時代の友達と待ち合わせて、いざ心斎橋へ！
久しぶりに会った友達に「私な、ピーター・ホーっていう人が好きやねん」と
カミングアウトしましたが、彼女は名前すら知りませんでした。
「怪しいと思ったわ、映画嫌いのけん大が台湾映画に行こうなんて言い出す
から」と言われてしまいました（笑）
ちなみに彼女のご贔屓はキアヌ・リーブスだそう。やっぱり誰にでもマイアイドル
はいるもんですね。



映画のほうは、メッチャ良かったです
ていうか、この映画のDVD（香港版）は通販でゲットしており、家ですでに７回
くらい観ていたのですが、大スクリーンで観るピーターはまた一味違いました。
それに手持ちのDVDは中文だけど、映画館のは日本語字幕付きですからね。
中文字幕で分からなかった所も日本語字幕でスッキリ解決したし、ホントに
行ってよかった。






ピーターはスージーという潔癖症の女の子の彼氏役。
仕事ができて、オシャレで、やさしくて、誠実。ただ部屋の中が…

超汚いんです

どれくらい不潔かというと、ソファーの下にDVDとフライドチキンと空き缶が
落ちてたり、テーブルの上を蟻が這っていたり、ティッシュペーパーを再利用
してたりと、ちょっと異常なくらい。一人暮らしの男子ならこんなもん、という
限度を遥かにオーバーしています。
洋服は臭いを嗅いで「OK」と判断したら、再着用します。映画の中では靴下や
自分の腋の下を嗅ぐピーターの姿も見られますよ。
↑の画像の爽やかな笑顔からは想像もつきませんが（笑）

中国の南部のアモイで撮影された映像は大変明るくて美しくて、ビンボー臭さの
ないロマンチックな映画です。インテリアも素敵でした。
さすが女性の監督さんですね。ピーターの料理の仕方もよく分かってらっしゃる
と思いました。１時間半の映画の中にピーターの魅力がテンコ盛りでした。
キスシーンありーの、シャワーシーンは２回もありーのと、大サービス。
彼女と２人でテレビを観ながらフライドチキンとピザを食べてるシーンなんかは
ちょっぴり妬けました。プライベートでもこんな感じなのかな、なんてね。
ケンカのシーンでは「ああ、こんな深刻な顔するのね」なんて感心したり。

お話のほうも起承転結がしっかりあって、テンポがいいので楽しく観ることが
できました。一緒に行った友達も面白かったって言ってましたよ。
ピーターのことも「かっこいいんじゃない」とのことでした。信者が一人増えた
かな？（笑）
今後、ピーターにはもっと映画に出演してほしいなと思います。
だって、中国のテレビドラマって全30話とか、全40話とか、とにかく長すぎるん
だもーん。観るのが大変なんだもーん！



　こちらがパンフレットです。

　《DNA―》単独の物はなくて、
　「台湾シネマ・コレクション」共通
　のものです。
　この2ページのために700円…
　ファンって辛いわ（泣）
　
　でも、ピーターのインタビューも
　載ってるから買って悔いなし。








とにかく、この映画はピーターファンなら観て損はない作品だと思います。
大阪での上映はあと２回かな。詳しくはこのスケジュール表でご確認を。