パキスタン北西部で７日、隣国のアフガニスタンに駐留するアメリカ軍などへの補給物資を運ぶ車両１６０台以上が武装グループの襲撃で炎上しました。

　パキスタン北西部のペシャワルで７日未明、輸送トラックなどが駐車していた二つのターミナルが武装グループに襲撃され、警察と銃撃戦となりました。

　ＡＰ通信によりますと、この襲撃で車両１６０台以上が炎上、警備員１人が死亡しました。このターミナルは、米軍やＮＡＴＯ＝北大西洋条約機構などへの補給物資が集まる場所だったということです。

　アフガニスタンの国際部隊への物資の多くはパキスタン南部の港から水揚げされ、陸路でアフガニスタンに運ばれていますが、このところ輸送中の車両が襲撃されるケースが相次いでいます。警察は、イスラム過激派の犯行と見て捜査しています。（08日07:36）