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【元若ノ鵬会見詳報】(1)八百長話で250万円もらった (1/4ページ)
このニュースのトピックス:大相撲
講談社が発行する「週刊現代」に告発した八百長報道はウソだったとする陳述書を東京地裁に提出した元力士の若ノ鵬が28日、都内で記者会見した。取材を仲介した男性から「相撲協会に戻れる。ヒーローになる」とだまされて偽証したと述べた。若ノ鵬は日本相撲協会や相撲ファンに対し謝罪を繰り返す一方、偽証の謝礼として250万円を受け取ったことも明らかにした。会見の概要は以下の通り。
「皆様こんにちは。大変なことを起こしてしまいました。すいませんでした。本当に駄目なことを言っちゃった。すいませんでした。すいませんでした。週刊現代もすいませんでした。変な人(八百長記事を持ちかけてきた仲介者)と付き合って、だまされて、変なことを言っちゃった。週刊現代は悪くなかった」
「本当に相撲に戻りたかった。大好きだった。今でも大好きです。横綱、夢だった。そのために日本に来ました。私に電話があった(仲介者の)名前は言えないですけど、その人は、私に(八百長の話を)言ったら、『簡単に相撲に戻れる。ヒーローになる』とか言い、私もそのこと(八百長の話)を言っちゃった。本当にすいませんでした。本当につらいことを言っちゃった」
「できるのなら、自分の気持ちが分からないんですけど、許されるか。戻る、戻らないは分からないですけど、そのままロシアに帰ることはできなかった。日本の皆さんが自分の気持ちを分かりたかったら、しょうがなかった。本当に相撲にどうしても戻りたかった。そういうことです。すいませんでした」