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【大相撲八百長訴訟(7)】「八百長ない」を連発 無気力相撲との差にはしどろもどろの北の湖前理事長 (3/4ページ)
このニュースのトピックス:大相撲
講談社側の代理人「昭和47年の(懲罰規定の)施行以来、懲罰を受けた人はいますか?」
北の湖前理事長「いいえ、いません」
講談社側の代理人「故意による無気力相撲はないということですか?」
北の湖前理事長「私はないと思います」
講談社側の代理人「八百長と故意による無気力相撲との違いは?」
北の湖前理事長「八百長は初めから勝敗が決まっているもの。故意による無気力相撲は、(けがや病気など)体調にもよりますから…」
講談社側の代理人「故意による無気力相撲は、結果が決まっていないということですか?」
北の湖前理事長「はい。そういうものは、八百長ではありません」
《ここで講談社側の代理人は話題を変えた》
講談社側の代理人「平成元年9月5日、二子山理事長が力士を集め、何らかの規定について発表したことはありませんか?」
北の湖前理事長「私の記憶ではありません。どういう発言ですか?」
講談社側の代理人「無気力相撲について話したことはありませんか?」
北の湖前理事長「20年前のことで、よく分かりません」
講談社側の代理人「平成3年9月6日、二子山理事長(当時)が全力士を集め、故意による無気力相撲の現況について、『全力士、全師匠に考えてもらいたい』と話したことはありますか?」
北の湖前理事長「力士会で聞いた覚えがあります」
講談社側の代理人「どのような内容ですか?」
北の湖前理事長「『病気でもけがでも、力が抜けた相撲を取ったらだめだぞ』と」
講談社側の代理人「3年9月に、二子山理事長が『このまま故意による無気力相撲を続けていたら、財団法人(相撲協会)自体がつぶれてしまう』と話したんじゃないですか?」
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