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【大相撲八百長訴訟(7)】「八百長ない」を連発 無気力相撲との差にはしどろもどろの北の湖前理事長 (3/4ページ)

2008.10.16 17:34
このニュースのトピックス大相撲
証言台に立つ日本相撲協会の北の湖前理事長。相撲界に「八百長はない」と明言した=16日午後、東京地裁(イラスト・成冨淳二)証言台に立つ日本相撲協会の北の湖前理事長。相撲界に「八百長はない」と明言した=16日午後、東京地裁(イラスト・成冨淳二)

 講談社側の代理人「昭和47年の(懲罰規定の)施行以来、懲罰を受けた人はいますか?」

 北の湖前理事長「いいえ、いません」

 講談社側の代理人「故意による無気力相撲はないということですか?」

 北の湖前理事長「私はないと思います」

 講談社側の代理人「八百長と故意による無気力相撲との違いは?」

 北の湖前理事長「八百長は初めから勝敗が決まっているもの。故意による無気力相撲は、(けがや病気など)体調にもよりますから…」

 講談社側の代理人「故意による無気力相撲は、結果が決まっていないということですか?」

 北の湖前理事長「はい。そういうものは、八百長ではありません」

 《ここで講談社側の代理人は話題を変えた》

 講談社側の代理人「平成元年9月5日、二子山理事長が力士を集め、何らかの規定について発表したことはありませんか?」

 北の湖前理事長「私の記憶ではありません。どういう発言ですか?」

 講談社側の代理人「無気力相撲について話したことはありませんか?」

 北の湖前理事長「20年前のことで、よく分かりません」

 講談社側の代理人「平成3年9月6日、二子山理事長(当時)が全力士を集め、故意による無気力相撲の現況について、『全力士、全師匠に考えてもらいたい』と話したことはありますか?」

 北の湖前理事長「力士会で聞いた覚えがあります」

 講談社側の代理人「どのような内容ですか?」

 北の湖前理事長「『病気でもけがでも、力が抜けた相撲を取ったらだめだぞ』と」

 講談社側の代理人「3年9月に、二子山理事長が『このまま故意による無気力相撲を続けていたら、財団法人(相撲協会)自体がつぶれてしまう』と話したんじゃないですか?」

このニュースの写真

証言台に立つ日本相撲協会の北の湖前理事長。相撲界に「八百長はない」と明言した=16日午後、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
証言台で宣誓書を読み上げる日本相撲協会の北の湖前理事長(右)=16日午後、東京地裁(イラスト・成冨淳二)
八百長疑惑記事をめぐる裁判の出廷に向け、北の湖部屋を出る北の湖前理事長=16日、江東区の北の湖部屋(吉澤良太撮影)
 八百長疑惑記事をめぐる裁判で、証言するため東京地裁に向かう日本相撲協会の北の湖前理事長=16日午後1時4分、東京・霞が関

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