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【大相撲八百長訴訟(6)】「理解できない」「デタラメだ」…板井氏の八百長証言に北の湖前理事長 (4/4ページ)
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北の湖前理事長「思いません。相撲になりませんから。規定はそういう風(けがや病気)になるなということをいっているのだと思います」
相撲協会側の代理人「取り組みを見ただけで八百長と分かりますか?」
北の湖「いいえ、分かりません」
相撲協会側の代理人「武田さんや他の記者から取材を受けたことはありますか?」
北の湖前理事長「ありません」
相撲協会側の代理人「記事が出てから、世間で騒がれて迷惑したといいますが?」
北の湖前理事長「はい。私や協会の名誉に傷が付いた。大変許し難い行為です」
《最後に武田氏から取材がなかったという取材手法の落ち度を主張して、相撲協会側の主尋問が終了した》
《ここから講談社側の反対尋問に入る。講談社側は相撲協会の規定や、過去に八百長で処分された力士の有無などに関する北の湖前理事長への確認から始めた》
講談社側の代理人「規定に八百長を禁じる規定がありますか?」
北の湖前理事長「あります」
講談社側の代理人「何条に書いてあるのですか?」
《北の湖元理事長は渡された規定が書かれた冊子をしばらくめくる。条文の内容や議決歴は詳しく覚えていない様子》
講談社側の代理人「故意による無気力相撲の理事会議決については今まであるのですか?」
北の湖前理事長「まだ、規定により下ったものはありません」
講談社側の代理人「八百長はないと提訴したが協会にどのような規定があって、どんな議決があったか調べていないのですか?」
北の湖前理事長「弁護士を通じて確認しました。提訴も理事会に図ってしました」
=(7)に続く