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【大相撲八百長訴訟(4)】「八百長が増えている」?…元理事長が全力士に“注意” 録音テープも存在!? (2/5ページ)
このニュースのトピックス:民事訴訟
《藤田さんは、この後に武田さんが執筆した、横綱時代の北の湖前理事長の八百長を告発する記事に対しても相撲協会が提訴した場合は、証人に立つことを約束したという。今回、講談社側は藤田さんの証人申請を行い、裁判所は申請を認めたが、藤田さんが直前になり、「出廷できない」とする上申書を裁判所に提出、出廷は取りやめとなっていた》
講談社側の代理人「今回、藤田さんは出廷なさっていませんが」
武田氏「分かりません。ただその後、事態が大きくなり、(藤田さんに)お考えになることもおできになったのかなと。代理人の先生と3人でお会いしたとき、(故二子山親方と北の湖前理事長が八百長を行ったという)事実関係は認めていらっしゃいましたが、証人として立つことには抵抗があるようでした」
講談社側の代理人「相撲協会が朝青龍の記事について提訴したのは、2007年2月23日。この(北の湖前理事長を告発する)記事が(『週刊現代』に)載ったのは2月26日です。どうしてこのタイミングになったのですか」
武田氏「(相撲協会が)提訴するのが近いと分かっていたので、間髪入れずにカウンターで(記事を書きました)。今やっている(朝青龍関の)話だけではないんだと。相撲界では、歴史としてこういうことが行われている。治らないんだ、と。『自分の亭主と八百長を主導した北の湖が提訴すること自体が許せない』という思いが、憲子さんにもあったと思います」