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【大相撲八百長訴訟(2)】元小結「北の湖、星売る方が多かった」 八百長試合は「作戦なし」 (4/5ページ)
このニュースのトピックス:大相撲
相撲協会側の代理人「(以前の話では)『(八百長を仲介するとされる)中盆として他の力士の仲介や星の売り買いは理解できない』と書いてありますね」
板井氏「当時は協会側の弁護士に言われれば、(発言内容のスタンスは)協会側に立ったので」
相撲協会側の代理人「(当時は)『こういうことはない』と言ったと」
板井氏「相撲協会の弁護士に言われれば、しょうがない」
相撲協会側の代理人「そう言ったのは事実と」
板井氏「まぁ、そうでしょうね。詳しいことは分かりません」
相撲協会側の代理人「準備書面は事実でないのですか?」
板井氏「半分は事実」
相撲協会側の代理人「本件は、昨年3月の週刊現代の記事についての訴訟です。これ以前に(八百長疑惑を追及するジャーナリストの)武田氏から取材はありましたか?」
板井氏「受けてません。もっと前に話しています。私が(以前に)『週刊現代』に出た時にいろいろ話しました。武田さんも知っていると思います」
相撲協会側の代理人「(武田氏とは)何故知り合ったのですか」
板井氏「元々は親方の記事を書いているとき取材にきた。俺がやっていたちゃんこ屋に。人間的に真面目だった」
相撲協会側の代理人「その後、平成12年になって連絡を取った理由は?」
板井氏「本当に軽いノリだった。こんなこと言っていいのか分からないけど、サッカーのチケットのお礼です。そのときはこんな大きな話になると思わなかった」
《その後、報酬として板井氏の銀行に1回振り込みがあったことを明かした。相撲協会側は、板井氏が具体的な証拠や発言の確実性に乏しいことを裏付けるような質問を続けた》
相撲協会側の代理人「他の力士の取り組みで八百長があった証拠はありますか」
板井氏「八百長なんて1つ1つ証拠があるわけない」