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【大相撲八百長訴訟(2)】元小結「北の湖、星売る方が多かった」 八百長試合は「作戦なし」 (3/5ページ)
このニュースのトピックス:大相撲
相撲協会側の代理人「平成12年に日本外国特派員協会で話す前ですか」
板井氏「前には店をやっていたと思います、確か」
相撲協会側の代理人「店をやめた理由は?」
板井氏「景気。借金はあっても100万円あるかないかでした」
相撲協会側の代理人「大分県臼杵市出身で大分水産高校(現・県立海洋科学高校)、実業団を経て大鳴門部屋からスカウトが来ましたが、年寄株について、大鳴門親方はどう話しましたか?」
板井氏「『三役になれば(年寄)株をやる。相撲協会に残れるようにする』と」
相撲協会側の代理人「大分まで来たと。両親の前でもそんな話がありましたか」
板井氏「はい」
《ここで相撲協会側の代理人は証言台に近寄り、板井氏の陳述書を示した》
相撲協会側の代理人「(陳述書にあるのは年寄の)春日山になりたいということなのですか」
板井氏「言っていたけど、(春日山を)襲名しても2、3カ月で辞めるつもりでした」
相撲協会側の代理人「その理由は?」
板井氏「(本人が)八百長をやっていたからでは」
相撲協会側の代理人「平成3年9月の(相撲協会の)議事録に『襲名は認められない』と残っています。認められると思ってましたか」
板井氏「はい、そうです」
相撲協会側の代理人「承認されないと聞いてどうでしたか」
板井氏「最初は『嫌だな』と思っていたが、(協会側から)引退興行をやってもよいと。だから『それでもよいかなぁ』と」
相撲協会側の代理人「(当時)巡業には?」
板井氏「あまり参加してませんでした」
《相撲協会側の代理人は、板井氏が過去、相撲協会側の弁護士に話した内容が、最近のものと食い違っていることを追及する》
相撲協会側の代理人「弁護士から話を聞かれたことについては?」
板井氏「間違いないです」