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中之島の近代美術館問題、大阪市長「来年度中に計画」

2008年12月4日

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 建設計画が宙に浮いている大阪市立近代美術館について、平松邦夫市長は4日の市議会で「整備計画を来年度中にとりまとめていく」と述べ、施設規模の見直しや民間活力の導入で、早期建設を目指す考えを明らかにした。

 平松市長はこの日の一般質問で「整った環境で恒常的に市民に公開するための美術館を中之島に造りたい」と答弁。そのうえで「施設規模の見直しとともに、民間活力を導入した整備手法や効率的な運営手法を盛り込み、市税の投入を最小限に抑える」と説明した。民間との共同建設や指定管理者制度の導入などを検討する方針。

 市は98年、北区中之島4丁目の大阪大医学部跡地を国から買収し、280億円かけて建設する基本計画を策定。だが、財政難で着工できず、収蔵品の大半が倉庫に眠ったままだ。12年3月までに建設を完了しなければ、国に違約金48億円を支払う契約を締結している。

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