壁貼りで流れてしまったので、再掲載します。
金九ファンの方は暇つぶしにでもお読みください！(ﾟ∀ﾟ )
（＾－＾）こんにちは！
nisioka隊長のリクエストにお答えして
金九と中国の金銭援助に関する書簡内容を投稿します。
国史編纂委員会が編纂した編年体資料集
『イルゼチハリャック（日本が侵略した？）３６年史』からの引用で原本はありません。
金九が金銭支援要請した大まかな内容は下記の通りです。
1945年
2月： 毎月100万元 要求
3月： 月々の援助100万元を500万元増額要求（中国300万元を提示）
4月： 会議開催経費 150万元要求
サンフランシスコ連合国会議参加費 15,345＄22 要求
6月： 特別工作費 300万元 要求
前線特別工作費 1000万元 要求
7月： 特別費 300万元 要求
では、どうぞ ^^
◆ 1945-02-09 金九から中国へ
大韓民国臨時政府は特別工作費で毎月100万元の借款を次のように中国政府に要請する.
呉鉄城秘書長閣下
謹啓 : 私たち臨時政府の辧公費と重慶市附近にいる数百私たち僑胞の生活費を今まで貴政府の蒋主席がずっと支援してくださったその高い徳望に対して、ますます感謝した心がもっと深くて行きます.
ところで、物価の急激一上昇によって,毎月収領する20万元を持ってから 数百名もなる僑胞の生活を維持するにも難しい形便だから、政府と党のさまざまな経費を支援するあてがなくて天井を見て一息だけ休んでいたが
また今度 新・旧正を迎えでもっと困難一中に万多幸で、貴党の中央執行委員会で保留しておいて発給しなかった80万元の補助費を 発給受けるようになったから、これを公私間に有用するように使うことで相互協助の 道義に違背になることがないようにします.
望むが,私たちのこの難しい処地 諒察なさって,私たちがこれから私たち国内と敵後方で工作活動を積極的に展開できるように、相当一額数の工作費を支給してくださるだけでなく毎月100万元を発給して、現状維持になることができるように蒋総裁に要請してください.終りに閣下の康寧を祈願します.
有添 : 補助経費の増額発給を要請する内訳計算書一部.
2月 9日 弟 金九 敬拜
[経費増額発給要請内訳計算書]
(一) 重慶附近の全体韓僑男女人口数400名(その中 340名 固定人口であり,残りは
公務で来往する人口数が毎月約6・70名である) 1人当毎月生活費1,200元 計 48万元
医薬・教育費等 各費用毎月約5万元.合計 53万元.
(二) 臨時政府所属9部2処の職員生活費・事務費等の費用毎月約40万元・建物賃借費
及び其他各費用毎月約7万元.合計47万元
以上 1・2項の経費を総合計すれば毎月100万元になる.
◆ 1945-03-14 中国からの返信
中国国民党の呉鉄城秘書長は、大韓民国臨時政府が毎月補助費100万元を500万元で増額要請したのに対して、200万元のみを増額することを蒋介石総統に次のように議する.
謹啓
韓国臨時政府に補助費を増額発給するところ関する件です.
前エイミー 閣下が(33) 申陽侍奏の至急電通で承認一ところによって、昨年9月から 毎月補助費100万元を発給して来たしまた別に予備費 500万元を発給した事があります.
ところで何日前に金九主席が送った公を受けたら,「物価の 暴騰によって現在 発する
額数を持ってからは到底 維持することができないので、これからは400万元をもっと増額して現在発給とある額数と合して毎月500万元を発給してくれと要請して来ました.
現在物価が上昇して現在発給とある額数を持ってからは実際に維持して行きにくいが
500万元まで増額する必要がないようなので毎月200万元をもっと増額した前に発給した額数と合して毎月300万元を 発給しようとするから、その可否を指示してください. ご遠慮、蒋総裁にこれをあげます
◆ 1945-04-12 金九から中国へ
大韓民国臨時政府は、在中各党派の統一を協議するための連席会議開催のための 経費で150万元を立替してくれるのを次のように中国政府に要請する.
呉秘書長閣下
我が国の各党派を統一する問題を討議するために,独立党で各党派連席会議を発起し
ところ、各側で皆これを同することで遠くなくて円満一 結果があるはずであり
また在美韓僑らから来る電報が皆専ら私たち臨時政府を擁護とあることはもう在中韓僑と在美韓僑が緊密するように連繋になっていることを明確に証明するところです.
そして今私たち臨時議政院第38次会議が開幕になって、各処で青年らが相次いで重慶で集まって来ているのに、経費がなくてそのいたわしい事情をなんと言えなくて、またこの前に500万元を増額発給してくれるのを要請一 件がまだ解決にならなくて。とても急して懇請するからこのいたわしい事情を諒察なさって于先 150万元を立替してくだされば 急したとおり使います.
そしてこのお金は増額発給を要請一お金が出ればすぐ返して上げたら協助してください. 康寧を祈ります.
1945年 4月 12日 金九敬拜
◆ 1945-04-12 中国からの返信
中国軍事委員会委員長・蒋介石は、呉鉄城秘書長に美空軍の韓国満洲地域の作戦を後援するために、美空軍の地上救護班組職に関して次のように指示する.
中央秘書処 呉秘書長に
美軍総司令部の参謀長代理 文ロス少将が送った公によれば、美空軍の作戦がもう満洲と朝鮮境内にまで及んでいるので、美空軍の地上救護班を 組織するために敵の占領地域を自由に往来できる韓国国籍と満洲国籍を持った人員約10名を募集して彼らを西安附近で訓練をさせた後に、朝鮮と満洲境内に派遣し 工作するようにして
またこれから必要一時には、もっと多い人員と装備を所要になる所に行かせると言う
ところ、これを 承認するという回信を送ってまた朝鮮と失陷地域に対する工作推進を
積極的に画策することを風
1945年 4月 11日侍秦
◆ 1945-04-12 中国からの返信
中国軍事委員会委員長・蒋介石は、韓国臨時政府の月補助費100万元を300万元で 増額することを承認してその施行を次のように呉鉄城秘書長に指示する.
中央秘書処 呉秘書長に
3月 14日(30支)機664号で申し込んだ韓国臨時政府に毎月補助費を200万元もっと増額して発給する件を承認したら、そのまま処理とまた過去の工作を一度詳細するように検討して、今後の工作と指導のための具体的である方案を作成報告して承認を受けるように願う.
1945年 4月 11日 2侍秦
◆ 1945-04-24 金九から中国へ
大韓民国臨時政府・金九主席は、中国政府が臨時政府補助金を増額するように決定を見たのに対して次のように感謝の公文を発送する.
呉秘書長閣下
送ってくださった文をよく受けました. 閣下の努力で、4月から補助金を毎月300万元を発給受けるようになって深く感謝のことを申し上げるところです.
ところでもう4月もほとんど行ってまた去る数個月間に滞ったお金をひどく急がされていて、経済的に大変困難にあっているから懇請するから、4月分で増額になった200万元を補充発給とまた5月分300万元を早期発給するように命令して私たちが負債も償還ととり急ぎ使うことができるようにするように願います.
それでは康寧を祈りながら回信を待ちます.
4月 24日 金九 敬拜
◆ 1945-04-26 金九から中国へ
大韓民国臨時政府は「サンフランシスコで開催される連合国会議に参加する 代表3名の経費を中国政府に借款要請する.
呉秘書長閣下
4月25日に公で我が国の代表5名が米国に行くのに 必要一 旅費を 要請ハヨッウブニダマは、今その中2名は自費で行くと言うことで、3名分の往復旅費だけ 貴国代表の旅費額数に準して迅速に借款してくださって出発日時に差跌がないようにするように願います.
康寧を祈ります.
1945年 4月 26日 金九敬拜
◆ 1945-05-11 中国からの返信
中国軍事委員会・蒋介石委員長は、日本軍で脱出して来た朝鮮籍兵士を対日抗戦に 活用できる方案を研究するように、呉鉄城秘書処長に次のように指示する.
中央秘書処呉秘書長に
軍令部の徐部長が九九軍団の梁軍団長の報告を受けて、5月7日、私にまた報告して
来たところによれば、敵軍中で脱出して来た朝鮮インらが言うのを、朝鮮インらは日本の奴隷的である圧迫に反対とあるから、敵の厳重一 監視を受けていて外部との連絡が完全に断絶になって、大挙脱出そういえば難しいと言って
また他の報告によれば、瀏陽と湘陰県府でこのごろ40余名に逹する朝鮮インらを収容とあるというところ、
これから各戦区で朝鮮・台湾・満洲籍を持った敵軍が 帰順して来る者が多いことで予想になることで、もし計画を立てて彼らを組織編成と 訓練をさせて朝鮮・台湾・満洲籍を持った敵軍を脱出させるのに活用したら大きな效果があることで考えられたら、関係機関に命令して、
その具体的である方法を 研究するようにして、その研究一結果を具体的である方法を研究するようにしてその研究一結果を具体的に報告するように願って.
1945年 5月 10日 侍秦
1945年 34年 5月 11日 発
◆ 1945-05-16 中国からの返信
中国政府は、大韓民国臨時政府が要請した「サンフランシスコ」会議代表 派遣経費 15,345弗 22仙を支給することを決めてこれを収領して行くように知らせる.
白凡主席 閣下
この前に送ってくださった公をよく受けました. 貴臨時政府がサンフランシスコ会議に代表3名を派遣するのに必要一旅費を同会議に 派遣する私たち代表の旅費に準して借款してくれるのを要請一所に関する件です.
私たち代表の旅費に準して、3名の旅費を計算して見た結果、皆 美貨で15,345弗22仙でした.もう財政府に公文を送ってこれを支給するようにしたから、ここに 回信を差し上げるから人を送って領収していらっしゃってください.
康寧を祈ります.
弟 呉○○敬拜 月 日
◆ 1945-05-28 金九から中国へ
大韓民国臨時政府・金九主席は、韓国光復軍訓練班設置に対して、中国政府が協調してくれるのを要請する公文を蒋介石主席に送る.
蒋介石主席閣下
この前に閣下をお目にかかって、我が国の境内で工作を展開と地下軍を 組織しなさいという指示を受けて、その意を奉じてもう工作を推進したところ、今、国内工作は相当一 成果をおさめて、意のある青年らが続々と帰順して来て阜陽一帯には、命令を鶴首苦待とある者が多くてその数を推し量ることができないです.
西安と阜陽 2ヶ所でもう訓練班を設置するための準備が完了になって、すぐ業務を開始するようになったし、また連合国でも在美韓僑中で軍事面に著名一教授を招聘して積極的に訓導することでさっそく目的を逹成しようとします.
これは皆 閣下が協助してくださって、円滑するように成り立ったことなので我が国の人士らは皆これを深く 感謝して永久に忘れないだろう.
現在、訓練班の業務を必ず開始するに臨んで、閣下に懇請するが、西安と阜陽地区の
軍政当局に電報を打って隨時で協助して円滑するように結び目を作るようにしてください.その他各方面の訓練班は貴軍事委員会で主宰して準備中にあることを分かっているのでこれに慎んで感謝の意味を表しながら康寧を祈ります.
5月 28日 金九 敬拜
◆ 1945-06-06 金九から中国へ
韓民国臨時政府は特別工作費300万元の借款を中国政府に要請する.
呉鉄城秘書長閣下!
湖南方面から帰って来た我が国の青年らの報告によれば、浙東・福建及び湖南方面の 敵軍から脱出して来た我が国の多くの青年らが火急に組織的であ 訓練を受けることを待っているので、我が政府では専門委員数名を浙東・福建等一帯に派遣して実情を調査とまた彼らを慰撫して訓練をさせようとするところ、交通便はもう協議になったが
その外に族費と工作費が急に必要して、そして彼らが出発を待期とあるので、閣下に
特別工作費300万元を立替して使おうと要請するから承諾してください.
そしてこのお金は、閣下が貴党の蒋総裁に借款してくれるように 申してくださればそのお金をもらって返します. 特別に公で懇清するから善処してくだされば、どうもありがとうございます.
康寧を祈ります.
6月 6日 金九 敬拜
◆ 1945-06-09 金九から中国へ
大韓民国臨時政府は、政務費條で毎月1,000万元を借款してくれるのを要請する公文を中国政府に発送する.
呉鉄城秘書長 閣下
私たち臨時政府の経常補助費に関して,閣下が貴党の総裁に申して、先月から毎月300万元で増額発給してくださったのに対して厚く感謝のことを申し上げるところです.
ところでまだ3個月もまだならなかったが再び 請求をするようになって申し訳なくてしょうがないですが、近来に安徽・福建・陜西・浙江・湖西・広東・綏遠・新彊 等地の敵軍から脱出して来る我が国の青年らがますます増加と各地の捕虜収容所で、我が政府に渡してやる人員数も増えているのに,
これらが私たち臨時政府に対して救援を要請とあり、また近来に重慶市の 物価が驚くほどに上昇とあるから、300万元を持ってからは、重慶市に居留する500余僑民らの生活を維持するにも極めて困難一所にどうして工作を推進する余力があり、実で弟と多くの同志らは皆まるで大洋を眺めて恨歎に如いているそんな 処地です.
今度 連合軍がすなわち日本本土と我が国に上陸するに臨んで、我が政府は 国内外の私たち国民野が連合軍と呼応して作戦を展開するように策動して血として自由を争取するようにすることは、私たち自身の仕事でまたじっと座って友邦が 独立を持ってくれるように待つことはできないと思います.
このようにさまざまなことが私たちが今度が千載一遇仲がいい機会を逃さずに 大規模的である工作を展開することを待っています.
それで、ただ中韓両国の伝統的である友誼によって、貴党の総理と総裁はずっと私たち臨時政府を熱誠的に支援してくれたので、貴党総裁の允許を充分に受けることができると思って、また中韓両民族の百年大計が今度が挙事にあるので特別に申し訳なく思いながら閣下に要請するから、貴党の蒋総裁に稟申して毎月政務費條で1,000万元を借款してくださって、工作推進に役に立つようにしてくだされば、その感謝することを深くおさめます. 康寧を祈ります.
6月 9日 金九 敬拜
◆ 1945-06-11 中国からの返信
中国軍事委員会委員長・蒋介石は、大韓民国臨時政府が要請した 韓国光復軍訓練班設置協助を承認して、異意移行を呉鉄城秘書長に指示する.
中央秘書処 呉秘書長に
韓国臨時政府の金九主席が5月28日公で、西安と阜陽2ヶ所に光復軍訓練班を設置することと、また西安と阜陽の軍政当局がこれを隨時協調するように打電してくれるのを要請してワッヌンところ、これに対して要請一ところのように承認したら、これをすなわち伝逹してくださる.
中正(34) 6月 日 侍秦
中華民国 34(1945)年 6月 11日 発
◆ 1945-06-22 金九から中国へ
大韓民国臨時政府は、前線特別工作費で100万元を立替してくれるのを 中国政府に要請する.
呉鉄城秘書長 閣下
この前に公で要請一特別工作費300万元の借款件を閣下が協助して、貴党の 蒋総裁に申してくださったのに対して感激してやまないです.
もうもう数名を前方で派遣して工作するようにしたし、その外にまだ若干の 同志らが工作費を待って出発を待期とあるので、特別に閣下に懇請するから貴部でまず100万元を立替してくださって、そのお金で皆 前方に行って 工作ができるようにしてください.
そのお金は、後に蒋総裁に要請一300万元を受ける時にはなして返します. 再び煩わしい弊をかけて申し訳ない心限りないです. 康寧を祈りながら、回書を待ちます.
6月 22日 金九 敬拜
◆ 1945-07-10 金九から中国へ
大韓民国臨時政府は、特別工作費300万元をさっそく借款してくれるのを中国政府に要請する.
呉鉄城秘書長閣下!
私たち臨時政府は、湖北省・湖南省・安徽省・福建省等各地に工作員を急に 派遣して、貴国が展開とある各戦区での反撃戦に呼応して、敵の前方と後方で 活動を展開しようとして、また各地区で工作費を要請する電報が紛紛に来ているので、以前に貴部に要請一特別工作費300万元の借款を閣下がさっそく発給してくださって、工作に役に立つように協助するように願います.
そして、私たちの政府の経常費問題に関しても、迅速に解決してくだされば、すごく感謝します.康寧を祈ります.
7月 10日 金九 敬拜
◆ 1945-07-12 金九から中国へ
大韓民国臨時政府は、日本軍で脱出帰順して来た37名の朝鮮籍兵士を引受け、訓練背ために特別費300万元を借款してくれるのを中国政府に要請する.
呉鉄城秘書長閣下!
今度、貴国の湖南及び広西戦区で後送一我が国の帰順士兵37名がもう南軍政部の捕虜収容所に到着したところ、我が政府でもう論議してこれらを 引収しようと思うが彼ら青年らには、今すぐに慰労と療養及び編成訓練等が 必要一所
ここに所要になる資金がなくて特別に公で閣下に要請するから、貴部でまず 特別費300万元を立替してくださって、そのお金で急に彼らを 治療と編成訓練 させるように支援してくだされば本当に 感謝します. 康寧を祈ります.
7月 12日 金九 敬拜
◆ 1945-07-18 中国からの返信
中国政府は大韓民国臨時政府が要請した特別費 300万元借款を承認する.
中央秘書処 呉秘書長に!
7月5日特7202号で報告受けた事がある韓国臨時政府が要請一特別費300万元借款の件を 承認したら、軍事行政部に命令してこれを執行するようにする同時にこれを金九主席に通知するように願う.
中正(34) 7月 17日 侍奏.
1945年 7月 18日発
おまけ：金九 葬儀の様子
