大手精密機器メーカー「キヤノン」で、大分県内の2つの子会社で1117人の請負と派遣の社員が削減されることが明らかになりました。
「仕事を奪われるということは、同時に寮からも追い出される。まさに路頭に迷わされて、死ねということ」(キヤノンの労働者を支援する全日建労組 小谷野毅 書記長)
「寮を追い出される。12月10日までだから、もう1週間もない」(大分キヤノンの労働者)
仕事だけでなく住む場所も失ってしまう。大分キヤノンの労働者たちは4日午後、急きょ経団連を訪問、街宣活動を行いました。
労働者たちは、キヤノンの社長でもある経団連の御手洗冨士夫会長に、「解雇を避けるよう最大限努力して欲しい」という内容の申し入れ書を提出しました。
「僕らだけじゃないんですよね。何千人、何万人といる」(大分キヤノンの労働者)
(04日16:23)