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米新車販売、11月前年比36%減 26年ぶり低水準

2008年12月3日11時13分

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 【ニューヨーク=丸石伸一】米調査会社オートデータが2日発表した11月の米国での新車販売台数は、1営業日当たりの販売台数が前年同月より36.7%も少なくなった。年率換算では10月より落ち込み、82年10月以来約26年ぶりの低水準を記録した。

 販売台数は計74万6789台で、前年同月割れは18カ月連続。米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)をきっかけに金融危機が深刻化した9月以降、市場の冷え込みが一段と厳しくなり、前年同月比の減少率は月ごとに大きくなっている。

 各社の発表によると、資金繰りが悪化しているゼネラル・モーターズ(GM)の減少率が2カ月連続で40%を超えた。日本勢も含めて軒並み30%以上減っており、販売不振はほぼ全社に広がっている。トヨタ自動車も、前年同月割れが12カ月連続となり、低迷が1年間続いている。

 このため、米自動車大手3社「ビッグ3」の合計シェア(欧州ブランド車などを除く)が47.7%になり、日本メーカー8社合計の38.8%を大きく上回った。日米のシェアは今年7月に史上初めて日本が米国を上回ったが、8月以降はビッグ3が再び優勢を保っている。

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