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交通量予測 下方修正どこ吹く風の自民道路族
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国土交通省が全国交通量の見通しについて26日、下方修正する将来推計を提示したが、自民党内の「道路族」議員はこうしたデータもどこ吹く風と道路建設を求める声が相次いだ。
交通量の下方修正は、道路整備事業の抑制につながりかねない。だが、同日の自民党道路調査会(山本有二会長)の総会では、「費用対効果が先にありきという姿勢はどうか。地方にはまだまだ必要な道路整備はある」「貸し渋り対策でカネが回っても、仕事がなければ仕方がない。国は公共事業を行って責任を果たすべきだ」との声が出た。
「中国はすごい勢いで道路建設をしている。地方道路整備臨時交付金は地方が道路を造る財源ということでお願いしたい」
高知県選出の中谷元・元防衛庁長官は、一般財源化が予定される7000億円の臨時交付金について、道路整備に使途を限定するよう要請した。