【政治】首相が雑貨専門店「ロフト」視察 雇用取り組みアピール2008年12月1日 12時50分
麻生太郎首相は1日午前、独自の雇用制度を持つ東京・渋谷の大手生活雑貨専門店「ロフト」を視察し、景気後退を受け深刻化する雇用問題に率先して取り組む姿勢をアピールした。 ロフトはパート従業員の待遇を正社員に近づけて意欲を引き出すため、本人が希望する間は契約を継続できる制度を導入している。首相は遠藤良治社長から制度の説明を受けた後、従業員と懇談し「勤務時間や給与体系はどうなっているの」などと質問を連発。「社員が定着して、そこで一生懸命に働く。それに勝る資源はない」と述べた。 首相が若者の街・渋谷を訪問するのは先月9日の大学生との「居酒屋懇談」以来。“現場重視”には露出を増やし人気回復を図る狙いもありそうだ。 (共同)
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